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負けヒロインが多すぎる! 第6話 『振られたことのない者だけが、負けヒロインに石を投げなさい』 感想:ぬっくん、ラノベ愛好家のキミから見て、これはハーレムとは言わないのかい?

2024-08-18 08:30:58 | マケイン
前回の流れから、まさか、こんな小旅行回になるとは思ってなかったよw

にしても、文芸部が無敵すぎるw

ていうか、仲いいねーw

なんだかんだいって、みんな檸檬のことを気にしてやってるし。

まぁ、杏菜のときの袴田もそうだったけど、光希、鈍感すぎない?

なんていうか、それこれ、なろう的文脈で言えば、

袴田は王子キャラ、
光希は宮廷魔法師キャラ

とか、そういう感じだよね?

要はイケメン系。

で、ぬっくんは、そこから外れる村人枠だったりするわけだけど、村人だからこその人畜無害ぶりで、地味に好感度を上げていくタイプ。

・・・なんだろうけど、でもさ、これ、やっぱり、想定読者の同胞としての共感をあてにしたキャラ設定過ぎるでしょ、ぬっくんって。

今まさにこのラノベを読んでいるあなた、キミはぬっくんです、ってことで。

ちょっとそこがあからさますぎるのがちょっと鼻についてきた。

なので、結局、この作品は、負けヒロインとなった子たちの本音トークを観察する、人畜無害の俺ら、って話だよね。

だってもう、杏菜にしても、檸檬にしても、小鞠にしても、ぬっくんに対して自然体で接し過ぎでしょ?

なかでも、杏菜の、残念美少女ぶりは際立ってきてるしw

ついでに、腹ペコ少女だったりもする。

檸檬は、褐色系元気っ子だし、小鞠についてはいまさら言うまでもない。

まぁ、この檸檬を救え!隊に、まさか古都センパイまで加わるとは思わなかったけどw

ていうか、古都センパイ、もう完全に主人公を面倒に巻き込むヤバい姉御キャラになってるじゃんw

なんか、だんだん、キャラ配置が、書き割り的な定番になってきてるけど、大丈夫か?

いや、面白いのは面白いけど、いささか杏菜とか、やってることがワンパタンになってきたので、これ、早晩、背景化しないか?と心配になったりもする。

なーんか、ひとつ、大きな謎がほしいところだな

マクガフィンでもいいから、そのネタの周りを文芸部の面々がウロウロしていく対象。

まぁ「負けヒロイン」というタイトルにあるように、失恋あるあるの周りでうろついていくのかもしれないけれど。

でも、この感じ、直近で失恋してその回復期にある女子だから、逆にガツガツ恋バナに発展しない安全圏で繰り広げられる「優しい世界」にしか見えないところもあって、だからちょっと心配。
「はがない」みたいにならないといいけど。

あれに比べれば、とりあえずキャラのテンションはナチュラルな範囲に収まっているから平気そうだけど。

あと、この感じだと、圧倒的に檸檬が、いい娘になりそうだけどw

どうなのだろう?

それはそれでスポーツ女子はひねくれない、みたいな作者の予断、というか、一方的な羨望が込められているようで、なんだけどw

それにしても、檸檬のおばあちゃん、いい人だな。

その流れで、次回、檸檬とぬっくんはどうなる?

そして、杏菜は予想通り、便利な背景役になっていくのか?

なんか、小鞠と古都センパイは、勝手にBL系の仲間になってるみたいだし。

そうそう、部長はどこへ行った?

あとは、次回、あるいは次次回のオチで、震源地だった朝雲はどう動く?

なんか、いまのところ、「好き」が軽すぎて、逆に先が見えないw

まぁ、だから、ぬっくんが暗躍?する機会が残っているのだけどw

楽しいからいいんだけどねw
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