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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

負けヒロインが多すぎる! 第11話 『結果責任についての話をしようか』 感想:うーん、なんかこれじゃない感がどんどん強まってきて、なんだかなぁ。。。

2024-09-22 10:31:11 | マケイン
前回で文化祭が終わったので、小鞠が奮戦するエピソードもそれで終わったと思ってたら、なんと今回まで引っ張ってきた。

正直、小鞠の場合、真面目に面倒なキャラなので、テンポが思い切り悪くなり、全体的に話も辛気臭くなってあまり面白くない。

檸檬や杏菜のように、イージーゴーイングで青春してくれていたほうがはるかにいいのだけど。

個人的には、ぬっくんの相手としては檸檬のようなこざっぱりした娘が合っていて、そのまわりを、杏菜と小鞠のような、ちょっと性格に難ありの子があたふたしているくらいの感じがちょうどいいのだけど。

頼むから小鞠が正ヒロインとなるのだけは、やめてほしいな。

それも含めて、この数話で思い切り失速してきていて残念。

よくも悪くも、この物語は、よく食べるラッコの杏菜でもってるわけだから、彼女をちゃんと真ん中におかないと面白みにかけるんだよね。

今回のような、タイミングよく現れる助っ人=コンサルみたいな位置づけはもったいない。

ただ食べるだけじゃなくて、もう少し前に出てくれるといいのだけど。

いやだって、朝雲のときの、「浮気じゃん!!!」って杏菜が叫ぶところ、あれだけで十分爆笑できたじゃないw

その前の杏菜からの呼び出しに「これはデートか?」とちょっと動じるぬっくんの場面まで含めて。

その後に続く檸檬がらみのシリアスな話がちゃんとギャグに包まれて紹介されていたじゃん。

ぬっくんと杏菜はやっぱりいいバディなんだよ。

そういう意味では、姫宮のように、ぬっくんと杏菜の関係を勘ぐる方が視聴者の正統的な見方だと思うなあ。

そもそも文芸部のことなんて、放課後の居場所のひとつくらだと思っていたので、ここまでねっとりやられると逆に引く。

まさか杏菜が残念美人になるにつれ、物語全体まで残念になっていくとは思わなかった。

まぁ、ちょっと期待しすぎだったかなぁ。。。

このままだと4話がベストで、あとは、基本下降基調という結果になりそう。

いや檸檬回も及第点ではあったけど。

小鞠は、あのときみたいに古都センパイとやいのやいのしているくらいの脇役で十分なんだけどなぁ。。。

キャラの配置、完全に間違ってきてるでしょ。

特に、文化祭が近づいて、あの変人しかいない生徒会面々と、ほとんど変態の担任と顧問の教師二人がでてくるようになって、ただのヘンなキャラが主人公ぬっくんのまわりでやいのやいのするだけの話になってしまった。

それじゃ、ただのキャラ小説じゃん、ほんと、残念だ。

「負けヒロイン」という設定が面白かったのに、もうカケラもその雰囲気ないじゃん。

てっきり、高校における恋愛はつきあった瞬間から終わりが約束されているものとして、その悲喜こもごもを杏菜たちマケインたちとあれこれ事件化していく話だと思っていたのに。

その恋愛に対するシニカルだけどプラグマティックな姿勢が、令和らしくユニークだと思ったのに。。。

これじゃ、ただの出落ちで終わってしまうじゃないか。。。
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