BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

杖と剣のウィストリア 第46話 『塔群像』 感想:塔内部の「裏切り者」とその「傀儡魔法」の情報に翻弄されるコレット、イグノール、シオンの葛藤・・・

2024-11-08 18:51:09 | ウィストリア
前回までのシェイドとの戦いでウィルとリアーナが得た情報、すなわち、塔の内部にすでに裏切り者が存在し、傀儡魔法がかけられた傀儡が存在するという情報。

その情報を得て、派閥の仲間でも信用ならない、という事実を聞かされたコレット、イグノール、シオンの3人。

それぞれが、その情報を得て、苦悩するさまが描かれた。

まぁ、コレットは、ユリウスの死に塞ぎ込んでいただけど。

ただ、それに合わせて、ロゼから語られた、気味悪い娘だったときのコレット。

いやー、これは、ちょっとビックリだけど。

ただ、その薄気味悪いコレットを変えたのがウィルだったとなると、そりゃ、コレットがウィル一択のベタ惚れになるのも頷ける。

そして、一番最初にストレートにウィルたちの助力になろうと動き出すコレットとロゼ。

・・・なのだけど。

まさか、こう見せて安心させて、実はロゼが裏切り者だった、とかいう胸糞悪い展開はないよね?

一応、気にかけておくw


で、コレットの次に描かれたのがイグノールだけど。。。

こちらはむしろ、レフィーヤとフィルヴィスという、『ダンまち』からの輸入キャラ(ただし名前のみw)が、どんなに食えない奴らか、ということが判明したw

まぁ、ここで彼ら二人からイグノールが習得を命じられた回復魔法、「癒しの森園(アルヘイム)の幻想」はきっと、あとで役に立つのだろうな。

多分、ただの回復だけでなく浄化までできるものになるんじゃないかな。

あ、でも、それとは別に、やっぱり、エルフってめんどくさい種族だということはよくわかったw


で、最後がシオン。

でもこれはもう、キャリオットが、裏切り者か、もしくは、いち早く裏切り者の存在に気づいて独自に内偵を進めていたか、2つに1つだよね。

となるとこのあとは、キャリオットが中心の話になっていくのかな。

『ダンまち』外伝におけるフィンのような存在。

主人公とは別に、巨大な組織悪の解明と追及を担う大物。

まぁ、今回出てたから、キャリオットだけでなくエルノールも加わるのかもしれないけれど。

で、この「至高の五杖」の腹のさぐりあいの中で、とりあえず目立った動きをするのが、前回の最後で見せた「アロンとエルフィのやりとり」なのだろうな。

あと、最後に出てきた雷の派閥の龍って、ゼオの魔法だよね?

ということで、次回は、傀儡魔法の行使を実際に見たウィルとリアーナのターン、ってことかな?

当面、ウィルの中にいる魔女王メルセデスの話も封じられたままなのかな?

まぁ、フィンは、アロンのダンジョン探索パーティの一人だから、アロンもメルセデスのことは知っていて動いているだろうから、フィン、メルセデス、アロンは、ある意味、同盟者なんだろうな。

で、そのあたりの裏事情を表から暴こうしているのがキャリオット、ってことになりそうだけど。

そうなると裏切り者は誰?

まさか、エルフィ・・・なんてことはないよね?
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アオのハコ 第7話『一つちょ... | トップ | その着せ替え人形は恋をする... »

ウィストリア」カテゴリの最新記事