うん、なんというか、今回は冒頭で成幸が理珠父に挨拶に行っていたところからして、なんかドラマっぽかった。
終盤のキスシーンとかもね、なんかねっとり系のキスだったしw
多分、理珠が、やっぱり素のリケジョらしく、ド直球の真っ直ぐ系のキャラなだけに、物語自体も、シリアスっぽいトーンで押したんだろうな。
そう思うと、隠し味として、関城ならびに関城の両親の話を挟んでも理解可能。
あれは、理珠編の全体を、家族ドラマとかホームドラマとか、そういう雰囲気にしたかったからなんだろうな。
だって、理珠父なんて、見るからに昭和っぽい昔気質の蕎麦屋の親父だし。
そもそも蕎麦屋の娘という理珠の設定からして古風なわけだし。
で、その古風な、和服というか着物というか、下町的雰囲気をさらに増すために追加したキャラが、幽霊のみさおだったんだろうな。
そうして「和」のテイストを、みさおがいる限り、ずっと維持することができた。
だって、幽霊だよ、ひゅーどろどろ!、だよ。
そうして、関城&関城家と、みさおの存在で脇を固めることで、全体の雰囲気を、和風で古風なものに維持したところで、理珠のド直球に真っ直ぐな性格を全面に出してもおかしくない雰囲気にしたのだろうな、この最終話に向けて。
そうして、ラブコメではなくちょっと少女漫画チックな「重たい恋愛ドラマ」風な感じで終わりにしたのだった。
最後のキスシーンなんて、そもそもいつもの描き方と違って、成幸と理珠を描く線も少女漫画風に細かったしね。
そもそも、絵の雰囲気からしてシリアス。
裏返すと、それだけ理珠が、お笑いのあるラブコメやるには、天然&真面目キャラに過ぎたのだろうな。
そういうキャラごとのまさに「キャラ特性の配置」は、今回のように個別ルートに入ると際立つものなんだな、と実感。
そして、シリアスな「本物の」恋が成就したことを示すエピソードとして、幽霊のみさおが、友だちを作りたいという心残りを解消して、めでたく成仏したことが描かれる。
しかも、いわゆる「消える」というやつで。
特に、関城に何かをいうわけでもなく、成幸と理珠の恋が成就した瞬間に、みさおもまたふっと消えた。
うん、だから、この終わり方は、とてもシリアスだし、余韻あるものとして描いているよね。
その静謐さを醸し出すためにも、関城とみさおという二人の「お邪魔者」のキャラが必要だった、ってこと。
当初は、え、なんで幽霊?、なんで関城?と思ったし、あれ、もしかしてまさかの関城ルート?とまで邪推したけどw
終わってみれば、関城もみさおも理珠編のドラマに不可欠の舞台装置だったわけだ。
ちょっと感心してしまった。
漫画っていろいろな表現方法があるんだね。
となると、ぼく勉の作者って、結構、技工派というか、知性派なんだな。
いや、コメディって、そもそも頭がよくないと描けないから。
今回、それがよくわかった気がするw
終盤のキスシーンとかもね、なんかねっとり系のキスだったしw
多分、理珠が、やっぱり素のリケジョらしく、ド直球の真っ直ぐ系のキャラなだけに、物語自体も、シリアスっぽいトーンで押したんだろうな。
そう思うと、隠し味として、関城ならびに関城の両親の話を挟んでも理解可能。
あれは、理珠編の全体を、家族ドラマとかホームドラマとか、そういう雰囲気にしたかったからなんだろうな。
だって、理珠父なんて、見るからに昭和っぽい昔気質の蕎麦屋の親父だし。
そもそも蕎麦屋の娘という理珠の設定からして古風なわけだし。
で、その古風な、和服というか着物というか、下町的雰囲気をさらに増すために追加したキャラが、幽霊のみさおだったんだろうな。
そうして「和」のテイストを、みさおがいる限り、ずっと維持することができた。
だって、幽霊だよ、ひゅーどろどろ!、だよ。
そうして、関城&関城家と、みさおの存在で脇を固めることで、全体の雰囲気を、和風で古風なものに維持したところで、理珠のド直球に真っ直ぐな性格を全面に出してもおかしくない雰囲気にしたのだろうな、この最終話に向けて。
そうして、ラブコメではなくちょっと少女漫画チックな「重たい恋愛ドラマ」風な感じで終わりにしたのだった。
最後のキスシーンなんて、そもそもいつもの描き方と違って、成幸と理珠を描く線も少女漫画風に細かったしね。
そもそも、絵の雰囲気からしてシリアス。
裏返すと、それだけ理珠が、お笑いのあるラブコメやるには、天然&真面目キャラに過ぎたのだろうな。
そういうキャラごとのまさに「キャラ特性の配置」は、今回のように個別ルートに入ると際立つものなんだな、と実感。
そして、シリアスな「本物の」恋が成就したことを示すエピソードとして、幽霊のみさおが、友だちを作りたいという心残りを解消して、めでたく成仏したことが描かれる。
しかも、いわゆる「消える」というやつで。
特に、関城に何かをいうわけでもなく、成幸と理珠の恋が成就した瞬間に、みさおもまたふっと消えた。
うん、だから、この終わり方は、とてもシリアスだし、余韻あるものとして描いているよね。
その静謐さを醸し出すためにも、関城とみさおという二人の「お邪魔者」のキャラが必要だった、ってこと。
当初は、え、なんで幽霊?、なんで関城?と思ったし、あれ、もしかしてまさかの関城ルート?とまで邪推したけどw
終わってみれば、関城もみさおも理珠編のドラマに不可欠の舞台装置だったわけだ。
ちょっと感心してしまった。
漫画っていろいろな表現方法があるんだね。
となると、ぼく勉の作者って、結構、技工派というか、知性派なんだな。
いや、コメディって、そもそも頭がよくないと描けないから。
今回、それがよくわかった気がするw