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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

グレイプニル 第65話 『クレアの願い』 感想: クレアのボッチ恐怖症がイヤボーンの引き金になるのか?

2021-07-09 01:27:52 | グレイプニル
あれれ、ホントに三船さん、死んじゃったよ。

それが引き金になって、海斗vs修一&クレア、のバトルがひたすらエスカレートしていって、それだけで今回は終わってしまった。。。


ただそれも、海斗がむりやり修一を本気にさせようとしているだけのようで。

途中で、俺を倒せなきゃ、ほのかを倒すなんて、無理無理無理!って具合で、完全に煽っているし。

もうこれ、海斗が、自分が蘇らせた、というよりも新たに生み出した「怪物ほのか」を倒すために、修一に特訓の機会を与えているだけのようにしか見えないんだよなぁ。

そういう意味では、海斗の望みって完全に歪んでいるだけど。

ただ、その結果、今回、最終的に促されているのは、どうやらクレアの覚醒のようで。

問題は、はたして、この「クレア・ファクター」を海斗はどこまで知っているのか。

ただ、過去の記憶のなかにあったように、海斗はクレアのことを化け物呼ばわりしている。

加えて、修一自身、クレアを締め上げている場面もあった。

となると、海斗の狙いは、合体した修一&クレアを徹底的に傷つけることによって、今回の最後にあったように、修一が変身を自発的に解いて、クレアの命を救おう、とするところまで含まれていたのかもしれない。

裏返すと、海斗自身がすでに、ほのかの成敗のためには、クレアの力が必要だ、と感じている、ということだよね。

で、ここまでくると、もうクレアもすでにコインの力を手に入れていて、その記憶を誰かによって、あるいは自分自身の力で消し去っているようにしか見えないのだけど。

要するに、クレアが、最後の鍵を握っている。

まぁ、だから、エレナはエレナで、クレアを遠ざけようとしたのかもしれないけれど。

ということは、次回、そのあたりが明らかにされるのだろうね。

一番、安直な見方は、そのクレアの秘められた力が「グレイプニル」と呼ばれるものなのかもしれない。


たださー、その対価が、三船さんの理不尽な死、ってどうなのだろう?

前にも書いたように、ちょっとこの作品、何をしたいのか、わからなくなってきた。

加えて、面白いか?といわれると、前ほどにはそうは感じなくなってきた。

とにかく、展開がのろい。

あと、物語の解決に関係する者が少なすぎ、てか、内輪すぎ。

さすがにこれだとワクワクしないんだよね。

ここまで来ても、まだクレアの正体を明かさないようなら、そろそろ見限るのもありかなぁ、と思わせられるくらい。

だんだん思い始めているのは、仮にクレアに何らかの能力があったとしても、その能力はコインと引き換えに得たものではないんじゃないのかな、ってことで。

むしろ、クレア自身が、宇宙人の一人なんじゃないのかな。

だって、この物語において「記憶」って全然当てにならないわけだから。

クレアが自分の記憶と思っているものの、適当にあつらえられたものでしかないのかもしれない。

てか、クレアが宇宙人なら、その名前がきっと「グレイプニル」なんだよ。

あ、でも、ほのか同様、クレアも虫でできている、というのもありえるかw

ともあれ、とにかくクレアの正体をいい加減、明かして、物語を次のステージに進めてほしい。

エレナたちは、一体、いま、何をしているのだろう?
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