100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「北インド周遊15日の旅」ジャイプル 象タクシー

2020年02月26日 07時51分44秒 | インド


 ジャイプルでの最初の観光は市の北東11㎞にある岩山にあるアンベール城で途中からは象のタクシーでした。
 この象タクシーについて妹尾河童の「河童がのぞいたインド」(p255~256)に楽しく紹介されています。

「北インド周遊15日の旅」 牛糞

2020年02月17日 08時03分25秒 | インド


インドのどこでも見られる普通の風景です。牛糞です。(2006年6月26日の再録)
 ヒンドゥー教では牛の糞は、非常に聖なるもので、穢れを取り除く力があるとされます。したがって家の壁に貼り付けているのは魔よけのためです。その後燃料になります。
 同じヒンドゥー教国のネパールでは、食後の土間をきれいにするのに牛糞を使うそうです。床に散らばった食べかすなど牛糞でえぐりだすようにして包み込んでふき取っていくということです。(「ネパール紀行」p190三瓶清朝著)
 以上の文章にインド長期の旅をされたnonbeywa-tomyさん(https://blog.goo.ne.jp/nonbeywa_tomy)から以下のようなコメントをいただきました。
「 神の使徒なんですね
雄牛は荷役や畑作業を行い
雌牛は大切なミルクを提供してくれます
落し物は日常に必要な燃料となる
インド人は生きた木を切って燃料としない
もしそうしたら砂漠化することを
知っているんでしょう
落し物は大切な肥料なんですがそれもしない
 必要順位として燃料となる そう思います」



「北インド周遊15日の旅」ヴァーラーナスィー(バナーラス、ベナレス)5 市街地2

2020年02月14日 07時55分01秒 | インド


 ヒンズー教寺院が林立する通りをぶらぶらしているとこのように制服を着た人が多くいました。現地ガイドのセチさんに尋ねるとイスラーム教徒の襲撃を警戒しての軍隊の警備だとのことでした。
 ここで現地スルーガイドの「セチ」さんを少し紹介しておきます。彼はバラモン(カーストで最上位の階級)で日ごろ読む新聞はヒンディー語の新聞ではなく英字新聞だそうです。
ある街でのこと、彼曰く「この町はイスラーム教徒が多いいので、スリ、かっぱらいなどに気をつけてください」もう1つ。私に職業を尋ねたので「インドでは多分賎業だと思いますが夜警の仕事をしています」と答えました。その後彼の私に対する態度がかなり変わりました。 

「北インド周遊15日の旅」ヴァーラーナスィー(バナーラス、ベナレス)4 市街地1

2020年02月14日 07時50分24秒 | インド


 早朝のガート観光を終えてその後市街地をぶらぶらしました。ハンセン病患者の物貰いに出会いました。一瞬ギョッとしました。わたくしは何も上げませんでした。わたくしは原則として物貰いの人には何も上げないことにしていますが、24年たった今も気にかかる出来事でした。同行の一人に医師がいましたが、彼は何のためらいもなくお金をあげていました。

「北インド周遊15日の旅」ヴァーラーナスィー(バナーラス、ベナレス)3 火葬場

2020年02月11日 08時08分04秒 | インド



 写真(右)をよーく見てください。煙が見えますね。ここは火葬場なんです。沐浴場(ガート)に隣接しています。1月27日に紹介しましたが、ヒンズー教徒は墓を作りません。火葬にして遺灰はここガンジス河に流します。写真左は火葬場の薪です。そう、ここは沐浴場であると同時に遺灰を流す聖地なのです。

「北インド周遊15日の旅」ヴァーラーナスィー(バナーラス、ベナレス)1ガートと男根

2020年02月11日 07時56分41秒 | インド


 前回紹介したサルナートから10km離れたヒンズー教の聖地ヴァーラーナスィー(バナーラス、ベナレス)を訪れました。日本では「ベナレス」と呼ばれることが普通ですが、これは日本にだけ通用する呼び方のようです。オーストリアの首都ウィーンという呼び方もそうですね。インドではヴァーラーナスィーかバナーラスです。その違いについての説明は省略し、以後「ヴァーラーナスィー」で統一します。
 ヴァーラーナスィーはガンジス河中流域にある人口120万(2011年)寺院1500、年間巡礼者100万人の宗教都市です。
 写真(右)はガンジス河にある沐浴場(ガート)です。その数は文献によっていろいろのようで私の見た範囲での最大100です。
 このヴァーラーナスィーを詣でた人はこの沐浴場で日の出を拝みながらここでガンジス河の水で身を浄め、その後寺院で男根(リンガ)(写真左)を拝しその頂点にガンジスの水を注ぎます。なお、リンガはここヴァーラーナスィーでは見ることができなく写真は後日紹介予定のエローラの寺院で見たものです。リンガはヒンズー教のシバ神の象徴です。

「北インド周遊15日間の旅」サルナート2 、野生司香雪のフレスコ画

2020年02月08日 08時05分22秒 | インド


 この地には世界各国の仏教徒によって多数の寺院が建てられています。そのうちの一つスリランカの仏教団体の建てたムーラガンダ・クティー寺院に日本人画家、野生司香雪(1885~1973)の描いたブッダの生涯を描いたフレスコ画がありました。

「北インド周遊15日間の旅」デリー クトゥプミナールとクワトウルイスラーム・モスク

2020年02月05日 08時05分17秒 | インド


 元奴隷であったクトゥプッデイン・アイバク(イスラーム教徒)が1193年にヒンドゥー教徒のこの地を征服し王朝を開きその勝利記念に建てたのがクトゥプミナール(写真左)です.高さ72.5mで、5層からなり、第1層はヒンドゥー様式、第2・3層はイスラーム様式のデザインです。
 右側の写真はクトゥプミナールに隣接する、インド最古のイスラーム礼拝堂クワトウルイスラーム・モスクです。