「世界の景観、風景」を再開します。今回のサッカーワールドカップで、すこし身近になったクロアチアのプリトヴィッツエ国立公園が前回の最後でした。(4月4,6日をご覧ください。左の欄のカレンダーの当該月日をクリックしてみてください)
今回からは同じクロアチアの海岸部の景勝地を紹介します。(地図は4月2日をご覧ください) 最初は“アドリア海の真珠”と呼ばれている景勝地ドブロヴニクです。写真で分かるように今は陸地とつながっていますが、以前は島でした。7世紀ごろ民族移動のさなかこの島に逃げ込んだ人たちからこの町の歴史が始まります。その成り立ちからヴェネチアと似ていますが同じく中世から近世にかけて地中海貿易の覇者でした。(ただし1205年~1358年ヴェネチアの支配下)
1991年からの内戦で「危機にさらされている世界遺産リスト」にあげられていましたが1994年再び「世界遺産」に登録されました。今では殆ど外部からは戦火の跡は見られません。 人口4万500人の観光だけの町です。