この島は古くから栄えた貿易中継港とたびたび紹介しましたが、そのため多くの民族、多様な宗教を信ずる人たちが平和共存していました。その象徴がお互いに隣接したところにあるイスラーム教徒、ヒンズー教徒、キリスト教徒のお墓です。この写真では何が何だかわからないようですが。手前がキリスト教、向がイスラーム教徒、右がヒンズー教徒(インド人)のお墓だったと思います。観光資源として考えてももう少し整理すれば、と思いました。もうひとつの疑問は本来ヒンズー教徒はお墓を作らないはずなのですが、この点よくわかりません。何はともあれ宗教間の対立を越えた平和共存の象徴であるこの墓地群はもっと注目されてしかるべしだと思いました。ここは正規の観光コースには入っていませんでした。