100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「インドネシア」予告編

2010年07月05日 08時25分57秒 | インドネシア

7月6日より16日までインドネシアを旅行します。その間休載します。再開は19日ころを予定しています。「イスラエルとパレスチナ」編はまだ少し残っているのですが他日紹介する予定です。画像は旅程図でトラベル世界社のホームページからの転載です。


「イスラエルとパレスチナ」編 イエスの足跡36 ヒエロニムス

2010年07月05日 08時22分05秒 | イスラエル・パレスチナ

 イエスの死後ユダヤ教イエス派はキリスト教へと発展していきます。そこで重要な役割を果たしたのが聖書です。旧約聖書はヘブライ語、新約聖書はギリシャ語で書かれていました。これを中世ヨーロッパの共通語である(ただし知識人)ラテン語に20年を費やして訳したのがヒエロニムス(347~420)です。この聖書はウルガータ版と呼ばれ20世紀に至るまでカトリックのスタンダードとされていました。 彼はベツレヘムでこの翻訳をしてここでなくなりました。したがってベツレヘムの聖誕教会の近くにこの銅像がありました。 

 余談話。 イエスは何語を話していたかご存知ですか。アラム語ですね。イエスの最後の言葉「エロイ・エロイ・レマ・サバクタニ」がアラム語であることからも明らかですね。したがって、イエス時代のユダヤ人の日常言語はアラム語でヘブライ語は文章語になっていました。アラム語は当時オリエント地方の広域共通語でした。現在のヘブライ文字もアラム語文字からきています。現在のイスラエルの言語ヘブライ語はこのヘブライ語を復活させたもので、このように一度日常言語でなくなったものが復活するというのは歴史上極めて希有な例です。