ヒンドゥー教ではお墓が無いと思っていたのですが、現地ガイドのカルナマさんは有るというのでいろいろ尋ねているときに、車窓から写真のような光景に出会いました。カルナマさんは運がよかったと言って説明してくれました。これは5年に一度の行事でお墓に埋葬していた遺体を5年に一度掘り出して火葬にして遺灰を川に流す準備をしている場面だというわけです。したがって、5年分の遺体を一括して遺灰にする準備をしている所というわけです。5年前の白骨化したものと最近の生々しいものと一緒に火葬にするということです。ただしお金持ちの場合すぐに火葬にして流すこともあるそうです。というわけでカルマナさんの言うお墓とは最長5年間の仮?埋葬の所というわけでした。
2010年3月1日にアフリカのモザンビークでのヒンドゥー教徒のお墓に関して疑問を書きましたが、その墓とされているのもこのバリ島と同じく仮?埋葬地と考えれば合点がいくようです