男は出稼ぎで島外に出かけ相対的に女が増え家庭を守る女が強くなります。その典型を次回紹介予定の城邑民俗村のガイドに見ることができました。この面魂をご覧ください。彼女は完ぺきな日本語で済州島の男はいかに怠け者で、女好きで、道楽者であるかを滔滔と話してくれました。彼女の弁舌に酔った同行の人たちはこの地の名産、五味子茶・馬の骨・夏草冬虫を大量に買い込みました。
済州島は三多と言われます。三多とは「石」「女」「風」が多いということです。
火山島なので土が少なく石が多いのです。写真のように畑は(水はけが良すぎて水田は少ない)は石垣で囲われています。漆喰のような接着剤は使われていませんが頑丈で適当に隙間があって風通しはよいそうです。