キャメロン・ハイランドは海抜1800mの高原リゾートで高原野菜などの栽培地としても有名です。名前の由来はイギリス植民地であった1885年調査官ウィリアム・キャメロンがこの地を開発したことに拠ります。気温が年間を通じて20度ぐらいで涼しく日本人のロングステイ先としても最近注目されています。実際かなりの数のロングステイ日本人に出会いました。
最初に訪れたのは、いちご園です。漢字表記ですね。中国系のひとの経営のようです。
写真はペナン島からキャメロン・ハイランドに向かう途中の風景ですが、マレーシア全土で見ることができます。油ヤシのプランテーション畑です。国土の12%がこの油ヤシ畑だそうです。油ヤシの生産量は2012年の統計でインドネシアが2540万トン、このマレーシアが1830万トン、両者で世界の90%を占めています。この油ヤシからはパームオイルが作られマーガリン、揚げ物油、アイスクリームなどの食用に、石鹸や洗剤などの原料に使用されます。2012年の統計では日本人の年間消費量は4kgだそうです。
この油ヤシプランテーションは自然破壊などいくつかの問題を惹起しています。