最近「移民国家アメリカの歴史」(貴堂嘉之著)(岩波新書)を読みました。 びっくり仰天のことが紹介されていました。あまり話題になっていないようなので紹介します。
「日系人として始めて下院議員となったダニエル・イノウエ1959年来日**岸総理と面談」「イノウエ『いつか日系人が米国大使となる日が来るかもしれません』」「岸総理『日本には、由緒ある武家の末裔、旧華族や皇族の関係者が多くいる。彼らが今、社会や経済のリーダシップを担っている。あなたがた日系人は、貧しいことなどを理由に、日本を棄てた『出来損ない』ではないか。そんな人を駐日大使として、受け入れるわけにはいかない』(ETV2008年9月28日放送)(p199)
日本にはこんな総理大臣がいたのですね。論評する気力もありません。