「イタリア物語」 サン・ジミニヤーノ3 2020年05月20日 07時55分19秒 | イタリア このサン・ジミニヤーノについて「ロンリープラネット日本語訳(p533)」に少し皮肉ぽい紹介があるのでその部分を転記します。(時々ロンリープラネットにはこのような記述があります。魅力の一つ) 「人気にはもっともな理由がある。かつては72本を数えた塔は、中世のこの町に君臨した一族の力と富の象徴だった。『美しい塔の町サン・ジミニヤーノ』(のうたい文句に反して、デザインに乏しく単調で、ただ天突く高さに圧倒されるだけ)は、肥沃な緑の大地に囲まれ、実に魅力的な環境の中にある」
「イタリア物語」 サン・ジミニヤーノ2 2020年05月20日 07時51分54秒 | イタリア 現在は人口8千人の町ですが12世紀には都市国家として栄えました。ただイタリア中世名物(?)の皇帝派と教皇派との争いがたえず、この塔は当時の見張りと防御を兼ねた建築物でした。一時は72あった塔は現在14残っていてこれが観光の目玉になっています。 現在世界的な話題は「新型コロナウィルス」ですが、ここサン・ジミニヤーノは1348年ペストが蔓延して都市国家として弱体化して1353年フィレンツに従属することになりました。
「イタリア物語」 サン・ジミニヤーノ1 2020年05月20日 07時48分34秒 | イタリア シエナの北西40kmの丘にこのように遠くからも林立する塔の見える「百塔の町」サン・ジミニヤーノへ向かいました。この地はワインの産地でもあるので手前の風景はブドウ畑です。