ツアー客もめったに訪れないというポルトガルのリスボンにあるモラエスの生家を自由時間に訪れました。 モラエス(1854~1929)はポルトガルの海軍士官、外交官で小泉八雲と共に日本文化をヨーロッパに紹介した人として知られています。1898年神戸総領事になり日本人と結婚しそのまま日本にとどまり徳島で亡くなります。彼の総領事中にポルトガル植民地東チモールの反乱鎮圧に日本から鉄砲を調達したことがありました。歴史の皮肉ですね。100年前にポルトガルから鉄砲を学んだ日本がその鉄砲をポルトガルに輸出するとは。