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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「忘れられない」編 現地ガイド3 サムエルさん

2023年05月28日 07時53分57秒 | 忘れられない

  ウガンダ、ルワンダ、ブルンジの現地ガイド、サムエルさんを紹介します。彼はウガンダ人でカンパラ大学に在学中に日本の浜松医科大学の先生に出会い来日しました。スーパーの弁当の野菜切りなどをして4年間生活し帰国して旅行社を設立しました。したがって日本語はペラペラでした。来日以前の日本のイメージはトヨタやソニーなどの工場ばかりで畑や田んぼの緑があるとは思ってもみなかったそうです。
 出身民族はムギカ人で牛飼いが専業です。兄弟姉妹は28人です。お父さんの最初の奥さんが続けて女を産んだので、男がほしかったお父さんは奥さんの許可を得て第2夫人を娶りました。ところがそのあと第一夫人と第2夫人がほとんど同時に妊娠、出産してどちらも男子だったのでした。その時、第一夫人から生まれたのがサムエルさんというわけです。そこで彼の名前にはムギカ人の言語で幸運という意味のMugishaという名前もあります。
サムエルというのはお分かりと思いますが、旧約聖書のサムエル記からとったもので彼がクリスチャンであることがわかります。彼の宗派はセンブンデー・アドベンティストと言って1844にアメリカ合州国で生まれた宗派です。彼にその特徴を尋ねたところ、ユダヤ教に似ているとのことでした。私にはよくわかりませんが安息日がふつうのキリスト教と違ってユダヤ教と同じ土曜日のようです。またこの派は菜食主義のはずなので尋ねてみたところ、全く無視のようでした。
 写真はサムエルさん夫妻と愛娘の「アイコ」ちゃんです。お分かりのように日本を第二の故郷とする彼は娘に日本の名前を付けました。奥さんとの出会いは、ウガンダの大学時代で間もなく日本に来ることになりましたが、遠距離恋愛を続けて、帰国後、牛15頭の結納金で結婚したそうです。




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