「東南アフリカ7カ国」編 マラウィ4 初代大統領バンダ１

 マラウィがイギリスから独立したのが1964年でその時の初代大統領がイギリスに投獄されたことのあるハスティング・カムズ・バンダ（1898？～1997）です。その後1971年に終身大統領になり独裁政治を行います。

 彼にはいろいろ面白い？話があるのですが、一つだけ紹介しておきます。ネタ本は「マラウィを知るための４５章」です。

 「1990年ころ、バンダ夫妻はジャンボ機（ボーイング747）をチャーターしてロンドンに3週間の買い物旅行に出かけた。マラウィ航空はジャンボ機を所有していないが、チャーター機はマラウィ航空の塗装に塗り替えてあった。塗り替えて、借用が終わったら塗装を元に戻すだけで数千万円かかるらしい。そのほかに、チャーターしたところからマラウィまでの往復、マラウィからロンドンまでの往復、乗務員の3週間以上の拘束、そして飛行機の損料***」（ｐ65～66）

　彼は199４年に大統領を辞め1997年に亡くなりました。　それ以後も政府高官の無駄遣いは改まってはいないようです。

マラウィにとって日本は世界で1～4番の援助国です。詳しくは「マラウィを知るための45章」をどうぞ。　

 写真はバンダの銅像です。下のプレートに彼の政治スローガンと思われる”loyalty”（忠誠）と“unity” （統一）が刻まれています。

「東南アフリカ7カ国」編 マラウィ３ ジャカランタ３

　　3枚目。

「東南アフリカ7カ国」編 マラウィ2 ジャカランタ２

　2枚目

「東南アフリカ7カ国」編 マラウィ1 ジャカランタ１

　ブルンジの次の訪問国はマラウィでした。首都はリロングウェーです。この時期のリロングウェーはジャカランタの花が満開でした。ジャカランタの原産地はブラジルですが19世紀末アフリカに入り、今では東南アフリカの風物詩になっています。

 旅行業者のお勧めセリフは「この時期この地はジャカランタが満開ですよ」です。以下3枚。

「東南アフリカ7カ国」編 若者風景２

　彼らのバイクにゲバラがいました。この絵を最初に見たのがパナマ（2007年2月18日紹介）次がスペイン（2009年5月8日紹介）でした。ゲバラの人気は世界的ですね。最近日本でも人気が出ているそうですね。私も大好きです。彼は喘息持ちで、私も一時喘息で苦しんだことがあったので。関係ないか！

「東南アフリカ7カ国」編 若者風景１

ルワンダからブルンジに向かう途中で出会った若者たちです。日本の若い衆と同じですね。ヘルメットはきちんと着けていますね。

「東南アフリカ7カ国」編 ブルンジ１０ 大統領

　ブルンジの空港にピエール・ンクルンジザ現大統領の肖像がありました。ブルンジもルワンダと同じく「フツ」と「ツチ」の対立があり1993年には内戦があり政情不安定ですがいまは少し小康を保っています。この大統領は「フツ」系の人です。

「東南アフリカ7カ国」編 ブルンジ９ 教会

　教会に行きました。きれいなすっきりした教会です。ブルンジはキリスト教徒が６７％です。

「東南アフリカ7カ国」編 ブルンジ８ 学校５

　こちらの黒板には私の理解を超える数式が並んでいます。

「東南アフリカ7カ国」編 ブルンジ７ 学校４

　高校生ですかね。

「東南アフリカ7カ国」編 ブルンジ６ 学校３

ノートを拝見。　学習妨害もいいところですね。