夜のヴェッキオ橋です。1944年のナチスの爆撃を免れた唯一の橋です。ここだけは破壊してはならぬとヒトラーが命令したという説と、ドイツ軍将校が爆破命令に従わなかった説があるそうです。(ロンリープラネット日本語訳本p484)
アッシジの次は世界的観光地のルネサンス都市、フィレンツェでした。
以下は2006年1月20日の再録です。
1996年5月フィレンツェのシニョーリア広場で私はサヴォナローラが火刑された場所を探していました。なかなか見つかりません。団体旅行ですから時間があります。慌てて現地ガイドをつかまえてその場所を聞きました。その円形の石版は雑踏の観光客の足元にありました。(写真)
ドメニコ派の修道士であったサヴォナローラは15世紀後半フィレンツェの享楽と堕落を非難し、その中心であったロレンツォ・ディ・メディチや時の法王(教皇)を罵倒しました。
そのため1498年この広場で彼は火刑に処せられました。この有様をボッティチェリ、マキャベリー、ミケランジェロが見ていました。
フィレンツェへ旅行の機会があればイタリア・ルネサンスの別の一面に想いをめぐらし、観光客の足元で今では殆ど振り返られることもないこの石版をご覧になることをお勧めします。
わたくしの住むところは4階建ての市営の集合住宅1階の部屋です。南側に少し空き地があります。そこに生える雑草を親の仇のように嫌い根こそぎ除去し、空き地を砂漠のようにしている人がいます。一度は、自治会長が除草剤を撒きました。市役所住宅課を通じて注意をしたところ「貴様、俺のすることにいちいちケチをつけやがって、貴様が植えているイチジクの木を伐り倒すぞ!」市役所に連絡すると「住宅にはヤクザはいないはずだが」との返事。(注1)(注2)
- 自治会長の奥さんは自治会の会計係。推して知るべし。やめられませんね。この市営住宅の住民の何と000なのか。ところでお前は?村八分
- 鹿児島の市電の軌道には芝生を植えています。市役所の庁舎の一部に草を這わせています。
わたくしは雑草を歓迎してベランダに蔓が張ってくるのを手伝っています。その雑草がベランダの天井までやってきてこのような花を咲かせてくれました。雑草君、こんなきれいな花を咲かせてくれ、夏の暖気、冬の寒気を遮ってくれ、二酸化炭素を食べてくれ地球温暖化防止に協力してくれて本当にありがとうございます!
付録 コロナ終焉後の余計な心配
日銀の国債無制限の購入などから強烈なインフレが起きないか心配です。経済学者の見解を聞きたいものです。