採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2008.8.8 オリンピック開会式の日に、5人で宴会

2008-08-18 | +お客さんの日

お盆休み中、皆さん如何お過ごしでしたか?
この週末、16日昼くらいまで、激烈な暑さでしたよね。何だか暑さに負け続けた週末でした。

ダンナサマは、家で仕事をするつもりらしく出勤はしなかったのですが、あまりの暑さで二人ともへばって、ほとんど有意義なことは出来ませんでした。
部屋のあっちとこっちでぐだーっと昼寝して、それぞれお腹が減ったらムクムク起きてカップ麺を食べたり(これはダンナサマ)、のり巻きをチンして食べたり(これは私)・・・。
何だか、両親が泊まりで出かけてしまったあとの中学生きょうだいのよう。

このままでは余りに無為では、と16日(土)夕方、ようやく意を決して映画を見にいくことにしました(『ハムナプトラ3』)。
映画を見ている間に大雨になり、その夜は大変涼しくなり、久々に、汗びっしょりにならずに眠ることが出来ました。

涼しくなった日曜日、何か有意義なことをするかといえばそうでもなく、久しぶりに涼しい中のんびりしただけ・・・。茂りまくりのバジルを摘んで、バジルペーストを作った程度でした。

去年のこの時期、桃コンポートを作っていた記録があるのだけれど、今年はまだです。・・・なんか、焦るわ。暑さのせい、ということにしよう。それにダンナサマがいると何だか仕事がはかどらないです。

気分を入れ替えて、今週から頑張ろう。

------------(記事はちょっと前のことです)----------------

8/8(金)、東京からヤマ○○さん(6/6の夜、桑作業最中に我が家に見えた二人のうちのひとり)が来られる、というので、近所のイトウさん、久しぶりのマツ○○さんを我が家にお招きすることになりました。ま、要するに宴会です。

メニュー候補をダンナサマと検討しておいたものの、何しろ暑いので食べるものといってもひんやり系のものしか思いつきません。
当日朝、買い出しに行き、ひらめくのを期待することにしました。

でもやっぱりあまりひらめかず・・・。

12時頃買い物を終えて戻り、まずは賄いよね!とのり巻きや焼き芋をチンしてほおばりながらメニューを確定させました。

作るものとその材料を書いておくととても効率的というのは最近気づいたこと。
ドタバタとりかかると、材料1種類、まるごと入れ忘れたり、添えようと思っていたパセリなどの飾りを忘れたり、よくあります。

メモがあってもドタバタで、お客さんが到着した時は、スイカの解体の真っ最中・・・(カットスイカにしてから冷蔵庫で冷やそうという魂胆)。
そういえば、ホームパーティといえば、ホステスは、綺麗にドレスアップして登場しないといけないのではなかったかしら?
暑さのせいもありますが、眼鏡もずり下がるほど汗だくになっておりました(鼻梁にもやや問題が)。ドレスアップにはほど遠いのでした・・・。


2008/8/8 
作業メモ。
この作業メモのところに「写真」って書いておくと撮り忘れないかしら。
2008/8/8 突き出しにバゲットのスライスと、のっけるものを。
自家製カツオオイル漬け
自家製バジルペースト
・グリーンオリーブアーモンド詰め
・タジャスカ種黒オリーブ塩漬け
・ウニペースト
・トルコ産グリーンオリーブペースト
・イトウさん手みやげ自家製らっきょう


2008/8/8 サラダ二種。先日の京都のお料理を参考に、小盛りを心がけました。
左:自家製ビーツピクルス、太陽プラム、蜂蜜、パセリ
(本当はディルがあるとよかったのにな)
ビーツピクルス、プラムともに酸っぱい目なので少し甘みを加えてみました。

右:トウモロコシ、アボガド、香菜、レモン汁、柚子胡椒、トッピングにトマト。
これは前にもイトウさんに出したような・・・。だってトウモロコシもアボカドも香菜も好きなのですもの・・・。


2008/8/8サラダ部門のメイン!
トマトの梅シロップ煮。
京都のデパ地下で、中くらいのトマトなのに1個400円也で売っていたのを見かけて、参考にしました。

大玉では食べにくいし、作るならプチトマトだな、と思っていたら、京都から帰って数日後、ダンナサマがスーパーのトマト売り場でひときわ大きなトマトに吸い寄せられて・・・。ずっしり大きなトマトを掌に載せて、「これで梅シロップ煮作ったらいいよね☆」とうっとり見つめているのです。
(ダンナサマはいつも大玉トマト派)
仕方ない、大きいのでも作るか・・・。

作り方は自己流。
ジップロックに湯むきトマト、梅シロップ、レモン汁、ローリエ、スダチスライスを入れ(大玉はひと袋に1個。プチトマトは別の袋)、なるべく真空になるように空気を抜く。
これを60~80度の湯煎で10分程度、煮くずれないように気をつけて加熱し、袋ごと、氷水に漬けて食べる直前まで冷やしておく。
盛りつけて、大きいトマトはカットして出来上がり~。

写真がイマイチですが、赤い色が華やかで、食感もつるんとしてジューシーで、なかなかおいしく出来ました。デザートにもなりそうな感じです。今回やや甘めだったので、レモン汁をもう少し多めにしてもよかったかも。

プチトマトと大玉トマト、どちらがいいか聞いたら、大玉の方が甘~い、という評判でした。ちぇ。


2008/8/8実家のキタアカリと男爵いものソテー。
今回のお客さんはオジサマばかりなので、こんなヤング向けのおかずはどうかとも思いましたが、何か温かいものがあるといいと思ったのです。

ホクホクのおいしいお芋で、バジルペーストを添えるとぴったりでした。

パセリを忘れなかったのはメモのおかげ。


2008/8/8 一転、和風メニューです。
ダンナサマのリクエストは冷奴だったのですが、直売所でひらめいて、刺身こんにゃくに。直売所自家製で、生芋使用のこんにゃくなので、とてもぷるぷるです。

添えたのは、茗荷、紫蘇、セロリ、細ネギ、生姜を千切り(薄切り)にして、氷水に一瞬晒し、水気をよく取ったもの。
こうすると紫蘇の色も変わらず茗荷はぱりっとしてよいです。
セロリ?と意外に思われましたが好評でした。


2008/8/8 ダンナサマのリクエストにより、メインは刺身盛り合わせ。

近所のお魚がおいしいスーパーに注文したのですが(3000円)、リクエストをうまく伝えられず、思ったよりずっとオーソドクスな盛り合わせになってしまいました。
アジとかサンマ、イサキなども店頭にはあったのにな。
もっと種類を多く、とお願いすればよかったのかな。確かにマグロは赤身でとてもおいしかったけれど、もう少し少なくてもよかったです。

この辺で、デザートかな?と水を向けてみましたがオジサマ方みんなお酒モードで、そういう気分ではないようです。
これだから男性はつまんないんだなー。今度女性のお客さんを呼びたいものです。


2008/8/8 結局空けたお酒はこんなに。

・スパークリングワイン
・白ワイン(これは半分空いてた)
・赤ワイン
・日本酒

私は飲み過ぎずに済みました。
こまめに片付けをしていたのと、トウモロコシを軸から外す作業をしていたからかな。両手がふさがるといいみたい。



さて、今回のお客様はみな独身or単身赴任。
金曜の夜、人里離れた僻地(?)での宴会ともなればもうみなお泊まりモードです。
ある程度片付けてはあったものの、更にゴタゴタをあっちに押しやりこっちに押し込め、何とか場所を作って、布団を3人分敷きました。
(3人宿泊というのは最高記録かも。)

掛け布団、暖かめのものはあるのだけれど、夏用タオルケットが不足気味。
でもクーラーを入れても布団もかけられないほど暑かったので丁度でした。

ヤマ○○さん、ダンナサマ、私は先に失礼しましたが、イトウさんとマツ○○さんは遅くまでおしゃべりしていたみたいです。


翌朝起きたのはやはり早く寝た組。
ひとまずスイカで喉の渇きを癒し、昼前、みんなでブランチにしました。



2008/8/9 前日仕込んでおいた、ラムすね肉入り夏野菜煮込み。

お刺身のあと、何か温かいものが欲しくなれば出そうかと思っていましたが、やはりそこまでお腹に余裕はなく翌日に。
でも作っておいてよかったです。5人分の昼食を一から準備するとなると結構面倒ですものね。

すね肉の茹で汁をだばっと入れてしまったので、やや水っぽかったかも・・・。
トマトペーストや塩をもっと足せばよかった・・・。ま、酔い覚めの水分補給にはなったかしら。

サラダは、トウモロコシ、アボカド、トマト、香菜、レモン汁、ユズ胡椒。
前日のと似ていますが、余りものではなく新たに作りました。何もひらめかず、代わり映えしないまま。マヨネーズ系統にすればよかったかなあ。

2008/8/9 昨晩出番のなかったデザートの登場。
パンナコッタのヤマモモソース添えです。
本当は、桃の白ワイン漬け(桃の皮を剥き白ワインに浸しておいただけのもの)も冷蔵庫にスタンバっていて、添えるとよいわと一瞬脳裏をよぎったけれど、忘れました。

白いパンナコッタと、赤いヤマモモソースがとても綺麗だったのに盛りつけた写真も撮り忘れました・・・。(やっぱりアルコールは脳に悪いのだわ)

今回のパンナコッタには、板ゼラチンというものを初めて使ってみました(山本麗子氏のレシピ)。
食べてびっくり、とてもおいしい!
つるん、と滑らかな口溶けが、これまでのパンナコッタとはかなり違います。突然腕が上がった気分。

これまで手近な店にあった粉ゼラチンばかり使ってきたけれど、こんなに違うとは思いませんでした。これからは板ゼラチンにしよう。

今回はお料理全部当日に作ったのでなんだか焦りました(こうやって眺めると大した種類はないのに、何であんなにバタバタだったのだろうか)。
唯一前もって準備してあった桃の白ワイン漬けは、出すのを忘れるし・・・。

昨日今日と涼しかったので、今思うと、メインはお刺身でなくアクアパッツァでもよかったような気もします。お頭つきのお魚で作ると、結構見栄えがして、でも食べるところが少ないので、中高年向きです。
お刺身にする場合は、今度から種類を指定してお願いすることにしよう。

5人もいるとやはり3人とは違って食材も随分片づき、気分がよかったです。

皆さんまた来てね。
コメント (2)
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