採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ヒルズマルシェ

2017-08-11 | +三つ編みニンニクgarlic braid

8/5土曜日、アークヒルズのカラヤン広場でのヒルズマルシェに参加してきました。
昨年はニンニクが大不作で出店できなかった気がします。
カラヤン広場への行き方も、忘れかけ。
そんな時こそ、がんばって出かけてこなくては・・。

でも、なんとなく気分は沈み気味。
(すぐ前の大森、およびヒルズマルシェの前回出店時に全然荷物が減らなかったのがややトラウマに・・?でも、いい時もあれば悪い時もあるよねえ。分かってはいるのだけど)
前の日、荷造りしながらも、帰りに同じ重さの荷物を持って帰るのはやだなあ、と弱気になります。
その晩はダンナサマが外食で、夕飯作りの手間がなくてよかったけど、夜中1時すぎに酔っぱらって「きゃぴきゃぴ☆」って感じでかえって来て、気分はさらにどんより。

翌朝はなんとか目覚ましで起床。
ダンナサマも起きてくれて、駅まで送ってくれました。
駅で展示方法をつらつら考えていたら、「あっ!スノコがない!」
急いでダンナサマに電話して、スノコを持ってきてもらいました。(走ってくれたみたい)

次の電車の扉が閉まったところに手を差し込んで、無理やり駆け込み乗車(スミマセン)。
乗り換え駅は幸いエレベーターもあり、助かりました。

さて、久しぶりの溜池山王駅。
いつもは13番出口で出て階段を上がり、首都高の高架沿いに進むのですが、11番出口にはエレベーターがあります。今日はこれにしてみよう。そこからアークヒルズをめざせばいいよね。
すぱー、と扉が開いて降り立ってみると、「え。ここはどこ」
いつもの高架沿いの道と、景色が違います。
「だ、大丈夫。タブレットもあるし、いざとなったらグーグルマップの現在地モードを使うのが大人の対応ってものよ。」
心は涙目状態であたりをぐるりと見回すと、道の先に高架が見えます。あ、あっちかも!
幸いカンはあたり、無事に知っている道に出ることがでました。
着いただけで、達成感ありまくりでした。

この日は出展者数が少なかったのか、大きな机2台を貸して頂けました。
こんなに品物持ってきたかしら、とやや青ざめましたが、なんとか展示してみました。
 

ヒルズマルシェ

右側はこんな感じ。
大きなリースは、人目をひくかな、と持ってきました。

ヒルズマルシェ

台の左横にはこんな新企画を。
「ニンニクつかみ取り(片手)200円」

事務局の方に「物量を沢山持ってきて下さい。ばら売りも必要」と指導されたため、福地ニンニクの数粒傷んでしまったものを編まずに切ってもってきました。
(籠にぎっしりなので、かさばらないけれど重かった)

ヒルズマルシェ

つかみ取りにしよう、というのは現場で思いつきました。私の手だと、左手でもひとつかみでこんなに掴めます。
これならかなりのペースで減りそう。

ヒルズマルシェ

つかみ取りの横にもかわいいのを幾つか並べて・・

ヒルズマルシェ

一番左はこんな感じ。
彩りにローリエ。
そして大きな房を置いて、切り売りします。


今回、つかみ取りは割とよかった気がします。
飾り物には興味はないけれど、格安品・お得品には興味がある、という人もいますよね。
あと、つかむのを楽しむ、という人も。
人によっては、私の手がえらくデカいということを素早く見抜いて、つかみどり代行を依頼されることもありました。(勿論手加減せず、思いっきり右手でつかみましたよ)
大抵は自分でつかむので、一掴みしてもらって、それを持ち上げて、隙間にさらにオマケをちょいちょいと詰めて、持って行ってもらいました。
8人くらいつかみ取りして、ほぼからっぽ☆ やったね。

ローリエもあってよかったです。
オマケにも使えたし、ローリエだけ欲しいという人もいました。

今回は、三つ編みニンニクもかなり減りました。
帰りのスーツケースはだいぶ軽くなりました。


今回は、ブログ関連のお客様が3人も来て下さいました。
1人は、きのこなど採集関連でちょくちょくコメントを下さる歩くバオバブさん。
なんと男性!
よく読めば男性とわかる気もしますが、てっきり女性だと思い込んでいて、脳内の過去コメント検索機能がフリーズ。アワアワして大してお話もできませんでした。

(後から考えれば)職場に銀杏専用洗濯機があって、拾って洗ってみんなでわけあう、というコメントが印象的だったので、これについて聞きたかったなあ。
採集系の方なので、まさか東京近郊だとも思っていませんでした(地方かと)。
埼玉方面?からはるばる来て下さったのでしょうか、ありがとうございます。

ヒルズマルシェ

「差し入れです」と頂いてしまったのがこちら。
かしこと金沢の「いろこおり」というお菓子。柑橘風味の寒天の表面にシャリシャリした砂糖衣があり、氷のような涼やかさを感じさせる大変上品なお菓子です。
(添えて下さったデパートの「菓子博」のチラシも、お菓子好きの私は隅から隅まで熟読してしまいました。)

自分の名刺的なものはお渡ししましたが、歩くバオバブさんのプロフィールやお名前などは結局不明のまま。
ニンニクをお買い上げ頂き、そして風のように立ち去ってしまわれました・・。(もしよかったらメールでご連絡を・・)


もう一方は、以前、巻き柿プレゼント企画に応募して下さった、ひとさん。
落ち着いた感じの、知的で言葉づかいが綺麗な方でした。もし高校で同じクラスにいたら、目で追ってしまうだろうなーと思ったり。(あ、年代は私よりずっと若いと思います)
あのときのプレゼント企画では、4人の方とメールをやりとりしました。で、「えーと、あの、××の方?」「いえ、それは私じゃないです」という恥ずかしいことも。
でも、とても楽しくいろいろとお話しさせていただきました。

ヒルズマルシェ

ひとさんからも、巻き柿のお礼に、と頂きものを。
こちらのフィナンシェ、などなど、とっても美味しいパンをどっさり(ひとさん、ありがとうございました!)。

夕方帰宅後、一日中のんびりしていたダンナサマがおっとりと、「お茶とおやつにする?」と言うので、早速頂きました。
(私はへろへろで、お皿に移す元気もなし。こんな写真でスミマセン)


3人目はOnoさんご夫妻。
ブログが御縁のきっかけではありますが、何年か前から面識があるお友達です。はるばる神奈川からいらして下さいました。
知っている方にお会いすると、恥ずかしいような嬉しいような緊張が解けるような、複雑な気分です。 迷子案内所でちんまり待っていた子が、お母さんが迎えに来ると「わあ~ん」って泣き出したりしますが、あんな気持ち、かも。
ハイビスカスティーを買ってきて頂いたり、接客から(Onoさんのトークで買って下さった方が何人も)、後片付けまで、生き生き、テキパキとお手伝いして下さいました。
お礼の言いようもありません。ご主人さま、お待たせしてすみませんでした・・。

出店者のあるご夫妻が、実はOnoさんご夫妻の古い古いお友達だということが分かったというハプニングも。脱サラして農業を始めてらしたことを、Onoさんは全然ご存知なかったそうです。すごい巡り合いです。


帰りの電車では、車両のはしっこに行って、連結部にスーツケースを置くようにし、そのそばの端っこの席があいたので座らせてもらいました。(優先席だけど、へとへとで腰も痛いし許して・・)と思いつつ・・。
浅く腰掛けて、連結で揺れるかばんを押さえていたところ、向かいに立ったマダム(私より年上ぽいけど、おばあさんではない)が
「大丈夫ですよ、私が(脚で)支えてますよ」と。
優しさが、沁みます。
自分が立っている側だったら、(よそよそしく)「あ、大丈夫です」くらいまでは言えるかもしれないけれど、そのあとの一言は、とっさには出ないかも。でもこの一言があるかないかでは大違いだ。
私にもこれくらいの余裕が持てますように。

みなさんの優しさに助けて頂いた一日でした。


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次回出店は8/26(土)有楽町駅前、東京交通会館ピロティ、11:00~16:00頃です。
今シーズンはこれが最後です。
万一変更があった場合はここでお知らせします。

コメント (6)
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