富山の方から、以前から気になっていた郷土料理を頂きました。
(Sさん、ありがとうございました!)
その名も「べっこう」。
かんざしなどに使われる「鼈甲」からきた名前です。
(地域によっては、べっこ、ゆべし、ゆうべし、ゆべす、べろべろ、エビス、いべす、などと呼ばれることもあるようです)
じゃん! |
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こちらは白い方。 |
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こっちは黒い方。 |
どんな味なんだろうなあ、とずっと思っていました。
(母が再現して作ってみたり、富山のスーパーで見かけたりはしたのですが、現地のものを味わったことはなかったのです)
まずは薄い方から。
寒天はけっこう固めで、ぷりん、としています。
味は・・・・・甘いんだ!
かき玉のお吸い物を固めた味だろうな、とずっと思っていたので、甘くてびっくりでした。
卵の味と甘さがあいまって、そう、伊達巻卵のような印象です。
伊達巻卵のような味がする、さっぱりした水羊羹、という感じ。
寒天のつるつるひんやりした食感が、後をひきます。
濃い色の方は味が違うのかしら?
おお! みたらし団子の味がする!
白いほうに、おしょうゆを加えているのでしょうか。
甘辛い味になっていて、みたらし団子のタレの味です。
みたらし味だけど、寒天のつるりん感があって、不思議な気分になります。
(寒天で固めると、別世界が開けるかも。いろいろ、固めてみると面白いかも)
どちらも、おかずにしたり、お酒のつまみにするには甘い味なので、おやつで頂くものなのかもしれません。
(甘さは、お店や地域、家庭によって違うかもしれませんが・・)
どういう経緯で発明された料理なのか、不思議・・・。
かき玉のお吸い物から来たというよりは、和菓子の錦玉羹の方と近い気がするなあ・・・。
Sさん、珍しいものをありがとうございました!
堪能させて頂きました!