今年は実家の花ゆずのあたり年。
年末に帰省した折に、沢山もらって帰りました。
成人の日の連休でちょっとのんびりしていたので、花柚子を見るたび、また作ってみたいと思っていたお菓子にチャレンジしてみることにしました。
検索してみると、前に作ったのは2010年1月。8年も経ってしまったのか・・・。
ゆずともち米を使った、ちょっと変わったお菓子です。
オリジナルは『今日の料理2009年12月号』です。
(作り方は末尾に)
とろみのあるソースがもち米に絡んで、ちょっと面白い食感になります(タピオカみたいかも)。
元レシピにはありませんが、蓮の実の甘納豆を入れたのも、ほどよいアクセントになったのではないかと思いました。
■■蒸し柚子のもち米包み
(NHK「今日の料理」テキスト2009年12月号 熊谷喜八氏のレシピ)
■材料
柚子 2個
柚子を煮るためのシロップ(水500g:砂糖300g)(今回は巻き柿用ゆずピールの煮汁の余りも投入)
炊いた(蒸した)もち米 120g
ソース用
柚子を煮たシロップ カップ1
柚子の絞り汁 大さじ4 (今回は別途作ってあった柚子ママレードを使用)
水溶きくず粉 大さじ1(くず粉を3倍量の水で溶いたもの)
(煮汁がペクチンで十分とろっとしていたので、くず粉は使用しませんでした)
マスカルポーネチーズクリーム (今回はクリームソースはなし)
マスカルポーネチーズ 30ml
生クリーム 90ml
■作り方あらまし(詳細は原著を参照して下さい)
(1)柚子は表面をおろし金で削り縦半分に切る。
中身は取り出し、ハサミで切って種を取り出し、果汁を絞っておく。
絞りかすの部分は捨てるのは勿体ないので冷凍。後日ママレードなどに利用出来ます。
(2)たっぷりのお湯で柚子皮を茹で、水に晒す。
本には30分間茹でて1晩晒す、とありましたが、5分程度茹でるのを2回し、数時間晒しました。
(3)シロップを煮立て砂糖を溶かし、水気を切った柚子の皮を入れて柔らかくなるまで煮、シロップに漬けたまま冷ます。
本には50分煮るとありましたが、そんなに煮なかったかも。
(4)もち米を餅つき器で蒸し上げる(今回は電気釜で炊いた)。これを、柚子に収まる大きさに小さくまとめておく。手水として柚子を煮たシロップを使うとよい。
(5)シロップからあげて水気を切った皮にもち米を詰める。これを、蒸気の上がった蒸し器で13~15分蒸す。
(6)ソースを作る。柚子皮を煮たシロップ、柚子果汁を煮立て、そこに水溶きくず粉を入れてとろみをつける。
(今回は、ゆず皮を煮たシロップと柚子ママレードを混ぜました。くず粉がなくてもとろりとしています)
(7)マスカルポーネチーズと生クリームをボウルに入れ、泡立て器でとろっとするまで泡立てる。(今回はなし)
(8)盛りつけ。柚子をお皿に入れ、(6)のソースを張り、(7)のクリームを少量添える。
なお、クリームソースは無くても美味しいです。従兄弟はクリームなしの方が好み、と言っていました。