採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

チョコがけ2018:ガナッシュ、さくらんぼ

2018-03-27 | +チョコがけ

3月初めごろ、チョコレート作業をまた少しだけやっていました。
ガナッシュと、サクランボのボンボンです。


マルゥチョコレート

というのも、買い置きのチョコレートがまだあったため。
こちらはMarouマルゥ というベトナムのメーカー。
美味しいかも?と試しに買ってみたものです。
カカオ65%で、色はやや明るい茶色、わずかにざらつき感がある印象でした。
(悪くはなかったけれど、いつものオペラ社のカルパノ、ガヤスの方が濃い感じで好きかな・・)

アールグレイガナッシュ

クアラルンプールで買ったTWGのアールグレイがとてもいい香りだったので、「これでガナッシュを作ったら美味しいんじゃない?」というダンナサマの提案。
ガナッシュっていまいちちゃんと乳化しているのかよくわからないけれど、ひとまず作ってみました。何事も練習だ。

さくらんぼチョコ

もうひとつはさくらんぼ。
ずっと前にお友達からアマレナ(サワ―チェリー)のキルシュ漬けを頂いていたのですが、うまく作る自信がなく冷蔵庫でずっと待機してました。

フォンダンは正式な作り方ではなく、粉砂糖に漬け汁(キルシュ)を垂らして適当に練ったもの。これをさくらんぼの周りに貼り付けます。

さくらんぼチョコ

さくらんぼは、軸をつまんで(軸がないものは手でサクランボ玉をつまんで)下半分だけまずチョコに浸し、そのあと再度全体をチョコがけします。

ガナッシュは、実験としてサイズ2タイプ。2.5×2.5㎝と、2.5×1.5㎝。結果、2.5×1.5だとフォークに乗せるよりも楊枝で刺す方が早いです。
2.5×2.5だと、重量があるため、楊枝だとやや不安定。でもフォーク方式だととても時間がかかる・・・。

さくらんぼチョコ

サクランボチョコは、チョコレートをたっぷり、が成功のコツだとお友達に教わりました。
で、けっこうたっぷりつけたつもりですが、軸のあたりから蜜がにじみ出てきました。幸い漏れ続けることはなく、流出はとまったみたい。
手前の逆さになっているものは、底に穴が・・。この穴は自然にはふさがらず、逆さのままキープ。早いうちに証拠隠滅してしまいました。

中央付近、軸がない丸いものが見えるでしょうか。サクランボの軸がとれてしまったものを、最初は手でつまんで下半分、次はフォークに乗せるようにしてチョコ掛けしたものです。こちらは蜜が漏れることもなくて、むしろこっちがいいかも?


あまり自信がなくて乗り気じゃなかった実験でしたが、いろいろと得るところがありました。

■サクランボチョコ
・中から液体が漏れるため、一口で食べる必要がある。母によると、大きくてちょっと大変、とのこと。
小さいサクランボを使い、粉砂糖をごく薄めにして、なるべく小さく作るとよいかも。
・サクランボの軸がなくてもなんとかコーティングできた。ということは、サクランボでないフルーツでもできるかな。
軸をカットした桑の実、ブルーベリーなどをお酒に漬けたものでやってみたらどうだろうか。
・チョコは厚めがいいので、ぽってり状態のチョコがいい。
 (テンパリングの具合で、サラサラのときとぽってりのときがある)
・軸つきサクランボチョコだと、いつものチョコの箱には入れられないかも。もし量産して誰かにあげる場合は箱を設計・準備する必要がある。


■ガナッシュチョコ
・細長い形状と四角い形状では、口の中への味の広がり方が違う。細長いと、当然ながら縦に口に入れる。こうすると、口の中になかなかチョコレートの味が広がらないまま喉の奥に消えてしまう感じ。2.5×2.5cmだと、まず最初にかじったときにより幅広サイズのものが口に入ってきて、比較的速やかに口の左右に味が広がって楽しめる。
つまり、チョコレートらしい味をより感じられるのは、2.5×2.5cmの方。
・ただし、2.5×2.5は、(日本人には)ちょっと大きいかな、という気もする。
やや薄めにすることで、ボリューム感を落とすといいかもしれない。
・2.5×2.5cmで、厚さを薄め(7㎜くらい?)にしてしまうと、楊枝で刺してのコーティングは難しいかもしれない・・・。斜めに刺すといけるかなあ。やっぱフォークかしら・・・。
・ガナッシュチョコの場合、コーティングのチョコレートはなるべく薄い方がいい。分厚いと、半分かじったときに側面のチョコレートがバラけてしまったりする(特に2.5×1.5の細長いサイズ)。
テンパリングの際、しっかり温度を上げてサラサラ状態でのコーティングを目指すべし。

コメント
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