4月16日の週は、まるまる一週間、ダンナサマが出張でした。
買い物は行かずに家にあるものの消費を心がけます。
料理もまとめて作って数日同じものを食べる、ということをしていると、かなり時間に余裕ができます。
週の終わりには、冷蔵庫の野菜室が、目に見えてスカスカしてきました。
こんなことは珍しいので、記念写真を撮ってしまいました。
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野菜室上段。 梅シロップ、にんじん、レモン、たまご、FUFUのもと、卵、ぬか床。
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下段もガラガラで、掃除機をかけて、拭くことができました。 (実は粉類の保存箱やピクルスの瓶など数アイテムがこの下段にあり、掃除のためそれを取り出した状態で撮っています。なので本当は空っぽじゃないです) そう、粉類。 粉類も減らして循環させていかないとね。 という訳で、久々にベーキングをしました。
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ひとつはセモリナ粉のクッキー。 卵とごく少量の油を混ぜて丸め、表面に粉砂糖をまぶして焼くというもの。
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本来は手で丸めるようですが、この7.5ccスプーンに型詰めしました。
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焼き上がり。 卵が多め、油脂少な目なので、たまごぼうろのようなぽくぽくした固めの触感です。(オリジナルとはだいぶ違う見た目になりました・・) 生地自体にはお砂糖は少な目ですが、表面に粉砂糖まぶしてあるので、結構「お菓子を食べてる!」というパンチがあります。3個くらいで割と満足になります。 これは好きな味かも。 セモリナ粉があるのでまた作ろう。
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もうひとつはパン。 ライ麦粉を買ったはいいけれど、ずっと使いそびれていました。 (以前一度作って気に入ったHBライ麦パンのレシピがあったのだけれど、その本が行方不明に・・・) 強力粉2:ライ麦粉1でHBに入れてお任せしちゃう予定が、強力粉が思いのほか少なく、セモリナ粉も投入。セモリナ粉を入れるとどうなるか分からないので、ライ麦は少な目にして、強力粉:セモリナ粉:ライ麦粉が2:1:0.5 くらいの割合にしてみました(パン焼き、全然慣れてない割に、こうやってアレンジしてしまう悪い癖が・・)。 HBにお任せモードでやってみたものの、焼きあげ直前の段階で覗いてみると、発酵がいまひとつな感じ(イーストもやや古かった)。 そこで、取り出してビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。
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翌朝、少しふくらんだものを平たくして丸め、オーブンレンジの発酵モードで最終発酵。 (どのくらい発酵させるかよく分からず、1.5倍くらいと本にあったけれど、もう少し大きくなっちゃってたかな。) で、ガスオーブンで焼いてみました。 なんか、パンらしく焼けました!
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決して上出来とはいえないけれど、ホームベーカリーに任せて出来上がった、とっても残念なパンよりは、いいかも。
次への課題は
・冷蔵発酵後、最終発酵させる際、内側はもしかしてまだ温度が低かったかも。中心付近が周辺部とは違う質感だった(目が詰まり気味だし、ややじっとりしている)。中心をどうにかしてあたためた方がいいかも。
・自家製ドライアプリコットを使いたくて入れてみたが、焼くと水分が出るのせいか、アプリコットの周囲がじっとりした感じになる。レーズンの方がいいのかなあ。でも市販のパンではアプリコット入りでも美味しくできているから、パンの方の技術の問題かも。
実は、「新しいホームベーカリーならどんなパンでも上手に焼けるんじゃないかしら」、と作業に着手する前、ひとしきりネットで機種を検討したりしていました。(うちにあるのは初代GOPAN。なんかいつも好みじゃない仕上がり・・・)
HBこね&発酵+冷蔵庫発酵+手動整形+オーブン焼き で、もうちょっと練習してみようかしら。
しばらくHBを買うのはお預けにしてもいいかも。
■■セモリナ粉のクッキーメモ(こちらのレシピを参考にさせて頂きました)
■材料
セモリナ粉 170g
卵 1個 砂糖とあわせて泡立てる
砂糖 60g
溶かしバター 20g 植物油でもいいかも
柚子皮すりおろしを乾燥させたもの すり鉢で細かくした方がいい
ベーキングパウダー 小さじ0.5
カルダモン
■作り方
7.5ccの計量スプーンに詰めて整形し、粉砂糖をまぶして焼く。