採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

干し芋2021

2021-02-12 | +干し柿・干し芋・栗

干し芋、ほぼ作業が終わりました。
今年はサツマイモの量は少なめで、楽だったはずなのですが、なんか、モタモタとなかなか終わらなかったな・・・・。


もう何年も作っていますが、ひとつ賢くなりました。
サツマイモの上下がわかるようになってきたのです。

干し芋

サツマイモ、まるごとの形だったら、上下って分かります。
この写真の、上がツルの側、下が根っこの先っぽの側。


干し芋

ツルの側は、形状としては細いツルから急に太くなっている印象。あと、芽が出るのもツル側です。
(ヤニで固まっているのも基本的にツル側ですが、根先側ももし収穫後切ったりすればヤニは出る)


干し芋

根先側は、大抵はゆるやかにすぼまる形状(例外もあり)。

干し芋

ところが、干し芋作りのためにこうやって両端を切ってしまうと、どっちがツルでどっちが根先だか、見当がつかなくなっていたのでした。


上下なんてどうでも、と思うかもしれませんが、実は皮やスジの剥きやすさが、向きによって違うのです。
ツル側から剥いた方が、紫色の表皮も、スジも剥きやすいのです。


いつもは、とりあえずどっちかから剥いてみて、イマイチ剥きにくい場合は反対から試す、という行き当たりばったり方式。
でもなんとかわかる方法はないかとじっくり観察してみたところ、光明が!


手がかりは断面に。

干し芋

こっちがツル側。
こちらは、スジのラインが比較的きれいな円形に近く、円の中には黒い点々が見えます。
丸いツルからスジがのびて芋を形成するので、こちら側にくっきり丸くしっかりしたスジが形成されている訳です。
(干し芋を作るときは、私はこのスジの層まで剥いています)

干し芋

こちらが根先側。
スジのラインがやや薄く、ギザギザとした星形になっています。
中心組織部分に見える点々としたスジも少なめ。

この見分け方で、7割くらいは見分けられるようになりました。
のこり3割は両端断面がよく似通ってて、やっぱり行き当たりばったり方式なんですけどね。


干し芋風景。

干し芋

今年は植えた品種は全てべにはるか。
べにはるかは、スジの外側の層がなんか分厚いのかな、芋ペーストがえらくたくさん出来ました。
芋ペーストは、薄く伸ばして適度に干し、ココナツ入りかんころ餅を作ります。


それにしても、今年はなんか、芋作業、飽きちゃったなー。
差し上げて喜んで頂ける相手もいるかどうか・・・。(もらう方もみんな飽きてるのではないかと)
来年はサツマイモ植えるの、1年お休みしようかなあ。そうしたら、翌々シーズンは、気分も新たにまた作れるかも・・・。

コメント (2)
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