採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ラズベリーの収穫方法

2021-11-25 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

11月下旬現在、ラズベリー、まだ採れています。
今年は霜がおりるような寒さがまだほとんどなく、日中はとてもあたたかい日が続いています。

今日11月25日の朝は、かなり冷え込みました。
この先も、冬型の天気で、毎晩冷え込むようだし、これでほおずきはおしまいかな・・・。
ラズベリーは、去年の記憶によると、霜がおりるようになっても、もう少し採れていたはず。


Myラズベリー

ラズベリーの木。
今年こんなに育つとは思わず、また何の支柱もしていないので、一か所から丸い感じでボウボウに生え、枝が四方八方に垂れさがっています。
本来は列状に植えて、両端の支柱+ヒモ数本で、縦になるように支える必要があるようです。

この冬、それっぽく仕立てられるように、がんばってみるかな。

Myラズベリー

枝によっては、こんな大粒がコロコロ実っていたりします。
こんなのを見ると、アドレナリン、ぷしー、です。
以前やってみた摘果の効果も、多少あったのだと思うんですよねー。
少なくとも、出来の悪い実や小粒すぎる実を切り捨てたのはよかったと思います。結果的にそこそこ粒ぞろいのものが採れるので。


最近は、収穫方法がなんとなく定まってきました。
木につけたまま、暗紅色になるまで熟させると、酸味が減るのはともかく、ラズベリー独特の風味も薄れ、柔らかく(水っぽく)つぶれやすくなってしまいます。
なので、ラズベリーらしい暗紅色のちょっと手前、黄色みがほぼ消えた、明るい赤色で収穫しています。
スポっと果実だけ抜くのではなく、軸枝ごとハサミでカットする方式。

Myラズベリー

こんな感じ。
(この状態でもし食べると、果肉は固めで酸味が強め)

これで、常温で夕方までおくと、目に見えて色が濃くなってきます。
更に冷蔵庫に入れておくと、ゆっくりと追熟して、ラズベリーらしい暗赤色になってきます。
色が濃くなるにつれ酸味はゆっくり抜けつつ、ラズベリーの風味は割とよく保たれます。

折をみて、ほどよい色合いのものから、芯?を外して器に。
1日程度で食べてしまわない場合は、そのまま冷凍します。
(冷蔵庫での追熟でも、長くおくとやはり酸がすっかり抜け、風味も少し薄れてしまうため)

Myラズベリー

まだこれから熟す実も沢山。
このヒトたちは、収穫にこぎつけるかなー。

Myラズベリー

今頃花が咲いたようなこのヒトたちは、たぶんダメかなー。
観察してみると、大粒になりそうなものはほとんどないです。
念のため、不良果や無駄花を取り除いて、マシな実1,2個に絞って栄養が行くようにしてみました。



■ラズベリー栽培メモ
・受粉は、アリンコとか、歩く虫がやっているのかも。
 摘果しようと花房を観察すると、飛び回る虫はあまりいなくて、アリが蕊の中にもぐりこんで何かしている模様。
 (雨の日は虫も少なくて受粉がうまくいかなさそう)

・大粒の実と小粒の実、受粉の良しあしだけではなく、花(蕾)の段階で運命が決まっているような気がする。
 でも、花を見ても、いい花かどうかは分からないので、実が形成されてから摘果することになる。

・一列に並ぶように仕立ててみたいが、真冬、掘り返して株分けして植え付ければいいのだろうか。

・いま実をつけている枝は、高さ1.5mくらいに切り戻しておくと、来年の夏にまた実をつけるが、冬が終わった段階で地際で切ってしまって、また来年の秋果を待つ、という栽培方法もある模様。夏果は、梅雨の高温多湿で大した収穫は望めないので、この冬で枝を切ってしまおうか・・・。

・ラズベリーで1畝できたら、さぞかし楽しかろう☆ もう1株くらい、苗木を買ってしまおうかな~。




ところで、例年なら、この時期、ニンニクの草取りをしたり、マルチを剥がして畑の片づけをしたり、少しずつ作業が進むのですが、今年はラズベリーに構いすぎ。
なるべく綺麗な手で収穫したいので、畑についたらまずラズベリー収穫。
で、大粒をみつけて興奮たりして、収穫が終わると、ほわわん、と燃え尽き気味。
赤い実をすっかり収穫してしまっても、「この枝を切っておくと次の実に栄養がいくかな?」とか、ちまちま構って、ラズベリーの周りをグルグル、グルグル。
土を掘ったりとか地味な作業が、なかなかはかどりません・・・。
困った。

コメント
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