カダイフ(素麺状の生地)とユフカ(大きくて丸い薄焼きパン)を使った手作りアラブ菓子の記事が、しばらく中断しておりました。
アラブ菓子には思い入れが大きすぎて、調べ物をしたりすると、ついつい写真にみとれてしまうのです・・・。
「カダイフ」で検索していたら、ユフカの上にカダイフを広げ、クルクルと丸めたものを海苔巻きを切るようにカットし、円柱状に立てて焼く、というお菓子をみつけました。
カダイフのユフカ巻き、というものだそうです。
原理的にはとても簡単そうなので試してみることにしました。
簡単なはずなのに全然成功してないし。
再度挑戦してみます。
■■カダイフのユフカ巻き
■材料
ユフカ(というより、パートフィロがいいかも)
カダイフ(もし選べるならば細め)
好みのナッツ
溶かしバター
シロップ (水・砂糖同量、柑橘の皮を煮立たせ、レモン汁等で香り付けしたもの)
■作り方
(1)アラブ菓子はだいたい全て、シロップを予め用意して冷ましておく。
同量の砂糖と水、柑橘の皮を数分煮立て、少し濃度のあるシロップを作る。最後に柑橘の果汁も加えて煮立てる。
(柑橘の皮・果汁の代わりに、ローズウォーターでも)
(2)円形のユフカの場合、四角くカットする。奥行き20cm程度になるように横長に置き、
奥2cmくらいをあけて、短く千切ったカダイフをばらまく。さらにナッツもばらまく。
フィロペーストリー使用の場合は、2枚を重ねて置き、同様にカダイフ・ナッツを散らす。
(3)なるべくきっちり巻いていく。巻き終わりは水を塗ってとめるとよいと思われる。
これを、適当な長さにカットする。
なお、食べるとバラバラとこぼれるお菓子なので、太さ・長さは、一口で口に放り込めるサイズがよいと思われます。
(4)ユフカが厚手な場合、また、バターの量を節約したい場合は、天板にややすき間をあけて並べる。
(隣同士がくっついていると、側面の生地がパリパリになりにくい)
溶かしバターを上からふりかけ、180度のオーブンでこんがり焼く。
(5)焼き上がったら、お菓子が熱いうちに、冷たいシロップを注ぐ。
軽く垂らすだけでもいいし、じゅくじゅくに染みこませて柔らかいお菓子にしてもよい。
甘さ強めだけれどパリパリ感も欲しい場合は、シロップを垂らした染みこませた後に
再度オーブンに入れて乾かし焼きをするとよさそう。
■■参考情報
(1)カダユフのユフカ巻き
Yufkalı Kadayıf Tatlısı
YUFKALI SARMA KADAYIF
Yufkalı Kadayıf Sarma
これらで検索するといろいろ出てきます。
(2)googleの画像検索で 「YUFKA SARMA KADAYIF」 をやってみました。
ものすごく美味しそうなお菓子がずらりと並びます。
(3)今回作ってみるきっかけになった、トルコ在住日本人女性の方の、「カダイフのユフカ巻き」(ブログ記事)
(4)「カダイフのユフカ巻き」(トルコ語ですが写真あり)
くっつけて焼いていますが、外側にフィロ生地を使用し、溶かしバターも沢山使っているせいか、サクサクハラリとした食感に見えます。
(5)「カダイフのユフカ巻き」(トルコ語ですが写真あり)
(最初に宣伝が出ますがしばらく待つと消えます)
これも外側がフィロ生地かも。ひとつずつを離して焼いています。
割と大きめに仕立てているように見えます。
(6)「カダイフのユフカ巻き」(トルコ語ですが写真あり)
こちらは割とくっつけて焼き、焼き上がりにもたっぷりシロップをかけて、
サクサク感というよりはジュワッとした感じに仕上げています。
(7)「カダイフのユフカ巻き」(トルコ語ですが写真あり)
あれ、どうなったかなぁと、小さい声でお噂していたのですよ。
……アラブ菓子屋さん始めちゃえば?と申し上げたいところだけれど、そんなこと言ったら、Fujikaさん、アラブまで修行に行っちゃいそうで(笑)。それにしてもパリパリからじゅくじゅくまで、どこで食べても美味しそうです。うらやましぃぃぃ!
やはり1回で成功とはいかないため、記事にもしにくいのでした。とほほ。
やはり練習しないとだめですよね。
今度また材料を買って、チャレンジしてみたいと思っています。
ほんと、アラブ菓子屋さん開きたいわ~。
(全部自分で食べちゃって売る分がなくなったりして)
I enjoyed making and eating this sweet.
But it was first time to eat it, so I am not sure I was succeeded or not.
In Turkey, can you buy "Kadayif Sarmasi" at bakery?
Some day, I want to try "real" one !
If it was delicious you were succesful enough. Indeed it is not easy to find it at confectionery shops. But the basic ingredients can widespreadly be accessible.
By the way, the principle idea of my website http://www.kolaylezzet.com/ is to prepare any kind of food at your home. For example you can even make croissant at home.
Google translate is not so good (from Turkey to Japanese), but I can imagine how delicious your food from beautiful photos !