採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

皮なしドライトマト

2012-07-26 | +野菜系保存食

しばらく中休みがありましたが、また本格的に暑くなってきました。
7月下旬だし、真夏だし、仕方ないです。あきらめるしかないです。(ひーん)


せ、せめてこんな時は、暑さ&日射光を利用しなくては!


という訳で、干し物をしてみることにしました。
まずはトマト。

昨年、皮なしタイプのドライトマトを初めて作り、すぐに乾いて作りやすく、また使い易かったため、今年もやってみることにしました。 

畑のトマト

My畑に、今年は縦長調理用トマトを2株植えました。その、一段目あたりの実がようやく色づいてきました。
(台風の後、芽かきをサボったため、上の方はあまり実がついていないので、今後の収穫は見込み薄)

畑のトマト

半割にして芯を取り、新聞紙+オーブンペーパーを敷いた天板に乗せ、オーブンでしばらく焼きます。
そうすると、やや乾燥し、また皮がツルリと剥けるようになるので、皮を剥いて網に移します。

写真は網に移した後。網の下に剥いた皮が写っています。 

畑のトマト

これを干します。
皮を剥いているため乾燥スピードがかなり速く、便利です。
7/24の朝、外に干し始めました。 
(夜は取り込みます) 

畑のトマト

翌日の昼の状態。
見違えるように小さくなっています。
黄色いプチトマトなどは、風で吹き飛びそうなくらい。
この段階で十分乾いたものは冷凍庫へ。 

畑のトマト

残りを夜まで干しました。
7/25の夜の状態。

畑のトマト

干し柿も、あまりの縮みようにびっくりですが、ドライトマトもすごく縮むものです。
ここまで干しても、触ると、手が濡れるまでは行かないものの、しなやかでしっとりしています。
かなり大量にあったように見えたトマトが、ものすごくコンパクトに片付きます。 


市販のドライトマトよりもだいぶ生っぽい状態で切り上げて、冷凍保存しています。
使い道は、市販のドライトマトと一緒ですが・・・
・トマトソースを作る際、刻んで混ぜ込む。トマト風味が濃厚に
・ミネストローネスープなどに
・刻んでピラフなどに
・その他思いついたときに適宜使う・・


折角の収穫なので、こうやってチビチビ使えるのは嬉しいものです。


■■手作りドライトマト(皮なしタイプ)
■材料
トマト
塩  好みで。私はは使わないことが多いです。

■作り方
(1)トマトを洗って半割にし、ヘタの硬いところをV字に切って取り除く。
(2)天板に新聞紙数枚とオーブンペーパーを敷き、トマトを乗せて(塩をふり)、140度で15分ほど(様子を見ながら)、果肉が乾いて縮み、皮のヘリが少し焦げるくらいまで焼く。
トマトがじゅくじゅくに煮えてしまわないように様子を見る。
新聞紙を多めに敷くのは、トマトの下部が天板の熱で煮崩れてしまわないようにするため。
(3)適当にあら熱をとったら皮を剥く。
このときヘタを取り除いていないと、剥きにくいことになります。
この段階で夜だったら、朝まで、ラップなどをしないで冷蔵庫に入れておくか、扇風機の風をあて続けるといいかと思います。
(4)朝いちばんから、皮を剥いた半割トマトをザルに並べて干す。断面が上側。
(5)適宜夜はとりこみ、ほどよい段階まで干す。
丸1日干したものは、もう冷蔵庫にいれなくてもいいように思いました。
(6)好みの段階になったら、バットのようなものにオーブンペーパーを敷いて、バラバラに並べて冷凍する。
凍ったら別の容器(瓶やジップロック)にしまい直す。
(割としっとりした状態なので、うっかりまとめて冷凍すると全部合体して大変不便)


■参考情報
手作りドライトマト2011(当ブログ)
この年はトマトが不調。見て見ぬふりをしていたら、秋になって雑草の陰から熟した果実が発見されました。
皮がないと、格段に乾くスピードが速いです。
あと、使う際も、皮の固さがないので使い易いです。
(皮からもダシが出るのかもしれないけれど・・・)  

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