リフォームの用事で鳥取に行ったとき、スーパーでらっきょうの酢漬けを2袋買ってきました。
これが結構濃い味付け。
同じときに買った山ウドの白いところを一緒に漬け込んだら、ほどよく薄まってちょうどいい味になりました。
もう一袋のらっきょうは、更に濃い味。
ウドがほしいな・・・、とこのあたりで探したら、こんなものが。
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金剛杖のような太さ! こんな巨大なウドは、初めて買います。(栽培ものの、軟白ウドですね) ゴボウ3本分くらいかな? 体積でいったら大根1本に相当するかも。
台所に来る野菜の中でも、最も巨大な部類に入ります。 (切らないと流しに入らない) 大根もゴボウも、ちょびちょび使っていけばいいですが、ウドは一気に加工しなくてはいけないのが大変です。
らっきょうの小さな1パックをちょっと薄めるためなのに、なんでこんな大きいもの買っちゃったのか・・。
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フーフー言いながら、ひとまず全部処理しました。 中心部は、皮をはぐようにし、枝のところは、包丁の背でこそげるように皮をむきました。
髄だけにすると、大分小さくなります。 大根よりも柔らかくみずみずしく、とても木本の一部とは思えないほど。 この髄部分、かじってみると、山ウドの髄とはずいぶん違って、風味がとってもあっさりです。 山ウドに比べると、ウド風味は2割くらいかな(ちょっと物足りない)。
適宜スライスし、一部をらっきょうと一緒に漬け込み、大半は、別途、梅酢(というか、梅干しを梅シロップで塩抜きした液体)に漬けておきました。 多いように見えましたが、どんどん水が出てしんなり小さくなってきます。
(後から気づきましたが、加熱料理に使ってもよかったかも。ズッキーニやアスパラみたいに細長く切って、豚肉を巻いて焼くとか、どうかな。)
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大量に発生した皮。 山ウドの皮はきんぴら風にして食べるので、これもやってみることにします。 茎から剥いた皮は、短くカット。枝からこそげた薄い皮は、固いかな?と思いつつそのまま入れてしまいました。
結果、枝からこそげた薄い皮は、煮れば問題なく柔らかくなることが分かりました。 問題は、茎についていた固いスジ。さすが木本の維管束、手強い。ゴリゴリのままです。 その固いスジ以外は、全体的にデンプン質で柔らか、ねっとり。 強いて言えば山ウドの皮のきんぴらはゴボウ系で歯ごたえが残るのに対し、こちらはニンジンのような感じでした。
柔らかで簡単にペーストになるようなものに、とても固いスジが混ざっています。 裏ごしも考えましたが、まあこのまま食べるか。 普通に食べて、よく噛んで、最後にもし口の中に繊維が残ったら吐き出すという作戦(原始人みたい)。
スジが固いのはまあいいとして、ウドの風味が皮もだいぶ弱めなのは残念でした。 こんなに完全に軟白してあれば、風味も当然弱まるのですね。 山ウドをちょっと混ぜたい・・。 でも、分量としては、とても沢山出来たので、捨てずに食べてよかったと思います。 ほぼ100%利用し尽しました☆
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我が家では、皮も葉も本体もぜーんぶ、ともかくキンピラにしてしまいます。ウドのキンピラが大好物なんですよー。
ウド、いい香りですよね~。
東京のそのあたり、軟白ウドの産地だったのですか! 知らなかった・・。やはりこのくらいのサイズでしょうか。
このくらいでも、スジは気になりませんか?
今回は、皮の内側の固いスジがどうにも固いままでした。