先日(6/30)、道を歩いていたら、あたり一面いい匂いのスポットが。
ウロウロと見まわしてみたところ、この木が匂いのもとということがわかりました。
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そういえば去年も今頃、ここでいい匂いを感じたのでした。 |
追記:
コメントにて、モッコクでは、と情報を頂きました。
つくばねさん、ありがとうございました!!
調べてみると、なるほど、モッコクの画像と一致します。
モッコクは、枝ぶりがよくて庭木として重用されるもののようです。
江戸時代には江戸五木のひとつに数えられたほど(ほかはマキ、アカマツ、カヤ、イトヒバ)。
(このなかでは唯一広葉樹で花も咲く樹種ですね。ほかのは、花も実もなくて何がいいんだか・・・)
こんないい香りなので、さぞかし美味しい蜂蜜が☆ と思いましたが、花粉はミツバチに利用されるようですが、蜜はそれほどでもないとか。
雄花しか咲かない木と、両性花のみが咲く木があって、実がつくのは両性花の木のみ。
実は、赤くて丸い実で、成熟するとはじけて種が見えるようになります。
果肉および種子は野鳥の好物で、メジロ、ヒヨドリ、シメ、コゲラなどが集まるとか。
材は、ほぼ全体が驚くほど赤っぽい色合い(スギなどの芯材みたいな色)。
緻密なのでスプーンなど木工品に加工されたりするようです。
(狂いがあるので建材にはほとんど使わない)
色を生かして、材をつかった草木染にする染織家もいるようです。
調べてみたらその通りでした。
ありがとうございます!!
庭木としては格上とされる木のようですね。
実がなる木とならない木があるようで、これはどちらかなあ。秋冬、また観察してみたいと思います。
木斛だと思います。調べてみて下さい。