畑の北西隅に、榎の大木がありました。
その根元には、ミョウガの群生が。
昨年初夏だったか、このエノキを伐採してもらって、日当たりがよくなりましたが、ミョウガは突然夏の強い日差しを浴びて弱り気味、生息数も減少。
(あまりに茂っていたので少し間引いたのもよくなかったか)
葉っぱはともかく、地下が生き延びているか心配なほどでした。
春先、ほかを耕すために、ここに雑草を積み上げておいたところ、嬉しい気配が。
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ツンツンのミョウガタケ(茗荷の葉の新芽)。 積み上げた雑草のせいで、はからずも軟白栽培になっています。
いつもは地面から生えているのをポッキリ折るのですが、フカフカの雑草に隠れたものを収穫するのははじめて。 単純に引き抜くようにするのでは、途中で折れてしまいます。 いろいろ試して、ミョウガタケ沿いに指を添えるように差し込み、せん断方向に力をかけると、柔らかいので簡単に折り取れるということが分かりました。
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春の採集 at My 畑。 ミョウガタケ、とろうと思えばもっととれますが、ひとまず季節の味ということでこの程度。 お味噌をちょっとつけて、生のまま齧ります。 (刻んで薬味にするのもいいかも)
手に持っているのはヨモギ。 ヨモギはいつも母に任せていたのですが、あちらでは希少品とのことで、畑の雑草としてやっつけるのではなく、摘み集めました。
今は、畑に行っても植わっているものは少なくて、ニンニクとタマネギくらい。 あと、ラズベリーの花芽がちらほら見えてきました。
ほんとはせっせと耕しておかないといけないのですが、「ニンニクがんばれ~」「ラズベリーの花はまだかな~」と観察に現を抜かしてしまいます。
この時期、彩を添えてくれるのがこちら。ランパショーネ。 (イタリアの食用ムスカリ。ハネムスカリ) (2013年の記事、2018年の記事) 2013年には5/9に、2018年には4/17に花を撮影していました。 2013年はずいぶん遅めだったのか、近年が早めなのか・・・。
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先端に紫色の房のようなものをつけた花が咲きます。
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このヒトは、先っぽで二股に分かれています。 こういうのはちょっと珍しいかも。
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暑さをものともせず、ぐんぐん成長する様は見ていて気持ちの良いものがあり、植物として大いにファンになったのですが、食品としての胡麻は記事に書かれている通りもう大事でした。最後は、製造物責任者として卓上ランプの下、老眼に鞭入れてピンセットでゴミをよりわけたのですが、完成の暁にストーブで煎り上げ、その芳香に報われたかというと割とそうでもなく、今年はどうしたものかと思案中です。大いなる期待感と実際の味わいとの距離は、バナナマクワウリのそれに似ているような気がしました。
お返事おそくなりすみません!
みょうがたけは、味噌をつけてそのまま齧っています。まれに、みじん切りにして薬味にすることも。
甘酢漬けもできそうな気がします。
生の状態だと保存性があまりよくないので、収穫後すぐに加工するか食べる方がいい気がします。
胡麻、まさにお書きのとおりの印象を私も持っています。あれだけ苦労して(私もピンセット選り分け、やりましたよ・・)、格別薫り高いかというとそれほどでもないんですよね・・。
たまに、とても香りがいい胡麻の食品があったりしますが、どういうそだて方/品種なんでしょうね・・。
今後ともよろしくお願いします。
ただ、収穫のタイミングがいつなのかよくわからず・・。
しかもこのあと花が終わって地上部が消えまぎれてしまうのですが、そうすると存在自体を忘れてしまって・・。
もっと殖えていったらいずれ食べてみようと思っています。