お彼岸頃、ジャガイモの植え付けをしつつ、ふと目をあげると、遠くの灌木にぽつぽつと白いものが。
見に行ってみると、白実ユスラウメの蕾でした。
この畑エリアの片隅にずっと前から生えていると思しき木なのですが、私が気づいたのは昨年。
さくらんぼを小さくしたような(軸は短め)、甘酸っぱいおいしい実がつきます。
実がつくのは、6月初旬。
ユスラウメはバラ科で、ウメやサクラのように、葉っぱが出る前に花が咲くタイプのようです。
今日、花が開いたころを見計らって見に行ってきました。
それはもう、いい感じ☆
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見て見て~。 緑のガクに、白い花弁が5枚。 それぞれの花弁の間には隙間があいていて、なんとも可憐で涼しげ。
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ほわほわ~。 びっしり花がついています。 毎年こんなに咲いていたのかなあ。 初めて気づきました。
つい先日、デンマーク映画『バベットの晩餐会』をアマゾンプライムで見ました。 1987年公開の映画ですが、1990年前後、学生だったときに見たことがありました。 年取ってから見ると、また味わい深いものが。
で、そのなかに、年頃の美人姉妹をたとえて、 「花咲く果樹のように美しい」 という表現がありました。 デンマーク語の直訳なのか、意訳しているのかは分かりませんが、りんごやアンズ、ラム、サンザシなどの果樹のことじゃないかなあ。 (原作を読んでみないといけませんね)
デンマーク語では慣用表現としてあるのかなあ。 それとも作家独特の比喩なのだろうか。
どちらにしても、寿ぎたくなるような美しさが伝わる表現です。 サクラも、春の喜びを感じる綺麗さだけど、でもサクラじゃ、ないのよね。 このあと、たわわに実がみのることへの期待、というのが、「花咲く果樹」にはあると思います。
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ユスラウメ、こんなに沢山花が咲いて、実はどれくらいつくかなあ・・・。 いまのうちに、根本に肥料を置いてみようかしらん。
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でも、細かいところはすっかり忘れている。うずらの料理を食べたいなぁと強烈に思ったことぐらいしか覚えていないや。改めて、観ようと思いました!
なるほどね。花咲く果樹のように美しい。叶姉○のようなゴージャスさとはまた違う美しさの表現として、これは素晴らしい言い回しだなぁと思いました。
お料理も、いま見るとまた一段と印象深いです。
お友達は、食器の銘柄に着目していらっしゃいました(アビランドというそう)
原作も読んでみなくては・・。
調べてみると、ピンク系。
これは実も白いタイプなので、花も白いのかな・・。
昨年は見逃してたせいか、ごくまばらな実でしたが、今年はたくさんみのってる様子をみて、そして収穫してみたいです。