5/10、うらべにさんから山盛りのルバーブを頂いてしまいました!とれたての新鮮ルバーブです。豊作だったら分けてください~なんて軽々しくもお願いしていたのですが、こんなに沢山とは!
沢山のルバーブ(これで全部ではありません)
早速洗って、はじっこを少し切り落として刻んでいきます。ざくざく、すぱん、すぱん。
刻みながら、何にしましょ、と楽しい悩み。
ルバーブって剥こうと思えば皮が剥けてくるのですが、煮えるととっても柔らかくなるので、基本的には剥く必要ありません。気になるようだったら固そうなところを少しむけばいいと思います。
ひとしきり刻んで、お砂糖(果糖)をまぶしてしばらくおきます。
その間、再度レシピ探求。
ジャムもいいけれど、何かすぐ食べたいなー、という気が。
一番簡単なクランブルを作ろう。そして冷蔵庫にたまたま水切りヨーグルトがあるのでクラフィティもどきも。どちらも小島ルミ氏の『パティスリー』を参考にしました。
■ルバーブクランブル
■材料
クランブル生地(小麦粉、アーモンド粉、バター、粉砂糖、くるみ、今回忘れたけれどオートミール)
ルバーブ
オプションとして
・洋酒漬けレーズン
・オレンジピール
・いちご
■作り方
1)ルバーブを刻んで、砂糖をたっぷりまぶしてしばらくおく(一晩でもよい)。この工程はルバーブのあくぬきとして重要なので省かない方がよいと思う。これをしないと舌にからみつくようなアクを少し感じます。
2)クランブル生地を作る。小麦粉~粉砂糖(グラニュー糖でない方がよいと思う。じゃりじゃりするので)をフードプロセッサで細かくし、あらく刻んだくるみ、オートミールを混ぜておく。
2)ルバーブとオプションの材料をボウルでざっと混ぜる。(1)の段階でたっぷり砂糖をまぶしたのでこのとき砂糖は加えませんでした(忘れたともいう)。
3)バターを薄く塗った耐熱容器(私は塗るの忘れました)にルバーブをたっぷり入れる。焼くと高さが半分になります。
4)クランブル生地を厚めに乗せて、170度のオーブンへ。フルーツがぐつぐつして表面もコンガリしてきたら出来上がり。
●レーズン入り | |
●オレンジピール入り 釜飯型で焼きました。 市販のオレンジピールをコアントロに漬けておいたものを使いました。オレンジの香りはルバーブに負けてしまったかも。 | |
●いちご入り こちらも釜飯型で。 いちごから沢山水分が出てきます。 いちご入りの場合はフルーツ側にもう少しお砂糖を入れてもよかったかな。 |
そして、クラフィティもどき。本ではリンゴにまぶして耐熱容器で焼いていました。
リンゴを使うものは大体ルバーブでもおいしくできると思います。酸味が強い分、もっとくっきりとした味になります。りんごの場合お菓子にするには酸味が物足りないときもあるけれど、ルバーブなら確実に酸っぱいです☆
■ルバーブクラフィティもどき
■材料(パイシート2枚と耐熱容器大ひとつ分)
水切りヨーグルト 200g
卵 2個半(パイに塗るのに半分使ったのでその残りを入れてしまいました。2個にして生クリームや牛乳などで固さ調節してもよいと思います。3個でも。)
オレンジピール(存在感弱かった)
砂糖
あくぬきしたルバーブ
型塗り用バター
■作り方
1)型にバターを塗っておく。
2)ルバーブは砂糖をまぶしてあくぬきしておく。更にオーブンで空焼きして多少水分を抜いておくとよい気がする。
3)水切りヨーグルト(本来のレシピではサワークリーム)と卵、砂糖をよくまぜておく。こてっとした生地。
4)ルバーブを更に混ぜる。ルバーブは焼くととても小さくなってしまうので、沢山混ぜた方がよいと思う。生地を平にならす。
5)上にバターをちぎってのせる、とあったのでやってみたがこの工程は不要。生地に脂肪分が少ないため、バターがあった部分が白く焼け残ってしまうのでしないほうがよいかも。
6)オーブンで、全体がふくらみこんがりするまで焼く。
●大きな型でクラフィティ | |
●断面 最初はルバーブに生地がからみついていえる程度だったのに、こんなに縮んでしまいます。 上面の白いところはバターが溶けて溜まっていた部分。乗せない方が均一に焼き色がついてよかったかも。 サワークリームでなくヨーグルトなので、ぷりん、つるんとしたさっぱりした味でした。 | |
●パイに詰めてみた 市販のパイ生地をまず空焼きしてから、そこにクラフィティ生地を詰めて焼いてみました。 空焼きしてから詰めてまた焼く、というのは初めて。心配したけれど全然焦げず、しかもパイ部分はパリっとさせることができました。 パイに詰める場合レーズンを混ぜたりしてもうちょっと甘くしてもよかったかな? |
うらべにさま、ごちそうさまでした!