採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2007ウィーン:ウィーン風らしからぬランチ

2007-05-24 | +海外

12使徒ケーラーの記事でもご紹介したように、ウィーン料理って素朴なものだなーと思っておりました。
その翌日のランチわたしはまたりんごでもかじろうかと思っていたら、ダンナサマからお誘いが。この日はホ○○君とは別行動のよう(それとも私が一人で歩き回って楽しそうなのがうらやましかったのかな?それとも買い物しまくらないように手綱を引き締めたかったのかな?)。

ひとまずシュテファン教会で待ち合わせて、ぶらぶらと。
私は前日歩きすぎてやや疲労気味。二日目からへばっていてどうするの。

一応夫を立てて、ダンナサマに決めてもらいました。割と鼻が利かない(でも結構長めに迷う)タイプなので非常に心配。
人魚姫のように足腰が痛いのを押し隠し(隠せてなかったかも。眉間にしわが寄り気味)、頑張ってついて歩きました。

テラスでビールを飲みながらのんびりできるところがいいみたいで選んだのはこちら。

●お店
名前、読めません・・・。この字体苦手なのだー。
あ、幸いなことにレシートが手元に。
Gustl Bauerですって。

●テラスはがらん
午前中雨が降っていてベンチが濡れているためにほかのお客さんは全員室内。
わざわざ外に座ったのだけれど、なんと隣は工事中。がたごと音がします。

●ビールHirter Seiterl
とてもおいしいビールでした。今回の旅行の中で一番印象に残った味。非常に苦いのです。もう一度飲んでみたかったな。
2.4e

●ビールの名前の電灯
レシートを見直すまでSirterだと思っていました。

さて、メニュー検討。
ドイツ語に添えて小さい字で英語でも書いてあるけれど結構解読に時間がかかります。しかも最近ダンナサマの目がよくみえていないため(そのくせきちんと眼鏡を持ち歩かない)、これ何、とかごちゃごちゃ聞いてくるし(最初から、上から説明してね、とか言えばいいのに)。

ダンナサマが決めたのはアスパラガス巻Spargelrolle。前日の野菜巻でややこりてはいるものの、また「巻」を頼んでしまいました。なんといってもアスパラの旬ですからね。
そして私はブラッドソーセージ。
ダンナサマはブラッドソーセージが苦手らしいけれど、私は好き。まあ経験ってことで頼んでみました。

・・・・・結構時間がかかります。
折角のビールをほとんど飲み終わってしまいそう。周辺の建物をみたりして間を持たせます。

●道を挟んだところにある建物
バルコニーがとてもきれい。

●バルコニーのアップ
非常に繊細な鉄線細工です。古色がないので新しいものだと思うけれど、随分凝っています。住人の趣味なのかしら。
こういうものって特注かな?既製品であるのかしら。



まちかねてお料理がようやく登場!
来たお皿をみてびっくり。青や赤の生野菜が散らしてあるではありませんか。
茶色いのはバルサミコ酢。ウィーンにいるのではないみたい。
そういえばメニューの一番後ろにチーズ、という欄があってフランスチーズの名前がいくつか書いてありました。
シェフはフランスで修行したのかな?

 
アスパラガス巻 Spargelrolle 6.9e

実はこれ、食べかけそうになったものを慌てて写真をとるためにもとに戻したもの。初期状態はもっとよかったのですよ。軽いフィユタージュ生地を筒型に焼いて、そこに茹でたアスパラガスを差し込んであります。

そしてブラッドソーセージはこちら。
意外にもフライ! だから時間がかかったのかな?(昼やや過ぎに行ったので油があたたまってなかったのでは)


ブラッドソーセージ Blinzenradl 6.2e

下に刻み生野菜(きゅうり、タマネギ、トマト)のドレッシング和えを敷いて、そこにブラッドソーセージのフライを。そしてチコリ、ルッコラ、ラディッシュを添えています。心配した生臭さも全然なく、ダンナサマもぱくぱく食べていました。
こういう細かいパン粉のフライ、大好きです。

おなかにはたまらないけれど、おいしいお料理でした(計17.90eチップ別)。
(この2皿でランチに不足があるというのは単に私が大食らいなだけ?)

また行ってみたいお店です。それまで同じシェフががんばってくれているといいのだけれど。

●2007ウィーン旅程へ

コメント (4)
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