セイヨウムラサキ(西洋紫)
<ムラサキ科ムラサキ属>
ヨーロッパからアジアにかけての原産で、
北アメリカなどに帰化している。
牧野庭園で咲いていたが、
名札にはムラサキとあったが・本来のムラサキの花は、
白い花だ。淡い黄色みを帯びているのは、
セイヨウムラサキだと思う。
全体に粗い短毛がありざらつく。
よく分岐して高さ1メートルになるものもある。
葉は先の尖った狭楕円形で無柄で互生する。
夏に茎の上部の葉および葉状の苞の腋に
直径5ミリほどの黄白色の5裂した花を咲かせる。
赤塚植物園にもあるので、
探してみて下さい。
古代に染料として知られたムラサキは、
花は白色だが根から紫色の染料がとれる。