れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

イヌガラシ(犬芥子)

2019-05-27 03:54:29 | 野の花日記

イヌガラシ(犬芥子)
<アブラナ科イヌガラシ属>
野原や道端に生える多年草。
茎は枝分かれして8~50センチになる。

 

根生葉は長楕円形で羽状に分裂する。



枝先に総状花序を出し、黄色の小さな十字状花を開く。

 

長角果は円柱状。
果実は、棒状で上方にカーブする。
熟すと果皮がめくれて2列に並んだ小さな種子が出てくる。

 

 

イヌやカラスの名前がついた植物は、
人の役に立たないものが多い。
イヌガラシも、食用になるカラシナに似ているが、
役に立たない植物である。


イヌガラシに似ているものに、スカシタゴボウと言うのがあるが、
水田や湿った場所に生える。
スカシタゴボウの実はこん棒形なので、果実の形で見分けられる。

コメント (2)
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