アワコガネギク(泡黄金菊)
<キク科キク属>
植物辞典ではキクタニギクで載っていた。
私はアワコガネギクで覚えたので、
ここではアワコガネギクとする。
山地の谷間のやや乾いた崖や土手などに生える。
茎は叢生し、さかんに枝分かれする。
葉は互生し、長卵形で5深裂するが、
葉の質は薄い。
両面に細い毛がある黄色味のある緑色で艶が無い。
茎の先端に多数の頭花をつける。
舌状花は短く多数で、中心の筒状花も多い。
アワコガネギク(泡黄金菊)
<キク科キク属>
植物辞典ではキクタニギクで載っていた。
私はアワコガネギクで覚えたので、
ここではアワコガネギクとする。
山地の谷間のやや乾いた崖や土手などに生える。
茎は叢生し、さかんに枝分かれする。
葉は互生し、長卵形で5深裂するが、
葉の質は薄い。
両面に細い毛がある黄色味のある緑色で艶が無い。
茎の先端に多数の頭花をつける。
舌状花は短く多数で、中心の筒状花も多い。
リュウノウギク(竜脳菊)
<キク科キク属>
日当たりのよい山地に生える多年草。
葉は互生、卵形の洋紙質で3中裂し、
裏面には丁字状毛が密生し灰白色を帯びる。
今年は綺麗に咲いていなかった。
舌状花で普通は白色。
のちに淡紅色になる。
頭花の径は3~4センチ。
和名は竜脳と言う香料に似た香りの
油が含まれていることによる。
マルバフジバカマ(丸葉藤袴)
<キク科アゲラテイナ属>
北アメリカ原産の帰化植物。
多年草で、この頃は東京でもよく見られる。
数本の茎を直立し、高いものは1メートルにもなる。
茎は上部でよく分岐し、毛がある。
葉は卵形、鋸歯があり、ややざらつく。
短い柄があり対生する。
秋に枝の先に径5ミリほどの、白い筒状花からなる
頭状花を多数つける。
そう果には白色の冠毛がある。
明治年間の中期に導入され、市街地に広がっている。
アズマヤマアザミ(東山薊)
<キク科アザミ属>
高尾山周辺では最も多いあざみのひとつ。
茎の高さは1,5~2メートル。
茎は直立~斜状し、下部で枝分かれが少なく、
中部以上で分岐し、枝は上向きに鋭角的に伸びる。
花は分岐した枝の葉のつけ根に2~3個ずつ付き、
花柄はない。
小花柄がやや長いものもある。
花が枝先に単生するものもある。
くも毛が多い。
葉の基部は茎を抱かない。
アズマヤマアザミは、関東に多い山薊の意味。
普通、花色は薄い。
シオデ(牛尾菜)の実
<サルトリイバラ科サルトリイバラ属>
果実は黒色で、径1センチほど、
球状に集まる。
青い実だと、いつもサルトリイバラかと?
迷うのだが、今回の高尾山の帰りの道で
シオデの黒い実に初めて出会うことができた。
春の新芽は山菜として、
茹でたり炒めたりして食べられ、
アスパラガスのような風味がある。
山野にはえるつる植物で、巻き髭を出して他のものに
絡みついて伸びる。
葉は長さ5~15センチで、5~7本の脈がある。
花は淡黄緑色で小さく、花序は球のようになる。
雌雄異株で、雄花の花被片は細長く、
雌花の花被片は小さい長楕円形。
名前の由来は、
アイヌ語の「シュウオンテ」が転じたものと言われる。
シロヨメナ(白嫁菜)
<キク科シオン属>
山に多く、林の縁などの半日蔭に生える。
茎は直立~やや斜上する。
葉は先が尖り、長楕円形披針形で3脈が目立つ。
下部の葉ではあらい鋸歯がある。
葉に毛はないので、
葉裏の脈が目立ち、ざらつかない。
花は白色で径1,5~2センチ。
日本のシロヨメナ(白嫁菜)でも
四国には紫色を帯びるものがある。
高尾山にて。
ストロベリーツリー(苺の木)の実
<ツツジ科イチゴノキ属>
葉は長めの楕円形で、互生する。
葉の質は革質で柄は短くふちはギザギザの鋸歯。
始めは黄緑色で、黄色・オレンジ色を経て
赤くなり熟せば食べられる。
ちょっとボケてしまったが・・
花は壺形をしていて、白いスズランのような感じ。
味は酸味があり、主にジャムや果実酒にする。
キャラボク(伽羅木)の実
<イチイ科イチイ属>
高山や深山に自生し、庭木としても、
よく植えられている常緑低木。
よく枝分かれして横に広がる。
葉は線形でイチイに似るが、イチイのように二列にならず、
やや輪生状に並ぶ。
雌雄異株。
雄花は淡黄色。雌花は緑色で胚芽の基部は輪片に包まれ、
熟すと肉質の仮種皮が種子をくるむ。
☆下は<イチイ(一位)>
葉はらせん状につき、横に伸びた枝では左右二列に並ぶ。
実もよく似ているので葉の付き方で見分ける。
↑2枚はイチイです。
サネカズラ(実葛)の実
<モクレン科サネカズラ属>
別名ビナンカツラ。
山野に生える常緑つる性。
葉は互生し、長さ5~12センチの長楕円形、
または長卵形。
8月頃、
径1,5センチほどの花が垂れさがって咲く。
雌雄異株または同株、まれに両性花がつく。
花弁と萼はともに淡黄色。
雌花は花の後、花床が球形にふくらみ、
球形の赤い果実をつける。
クサギ(臭木)の実
<クマツズラ科クサギ属>
山野の林縁や川岸などの日当たりのよい所に生える。
落葉高木。
葉は対生し三角状心形または広卵形で先が尖り、
基部は心形。
果期は平開して赤くなり、
果実は径6~7ミリの球形で光沢のある藍色になる。
果実をわらの灰汁で煮た汁で布を染めると
あさぎ色にに成る。
根は薬用にする。
名の由来は枝や葉に強い悪臭があることから
きている。