熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

トマト栽培日記・・・(3)花芽が色付きはじめた

2009年04月26日 | トマト栽培日記
   市販トマト苗を植えて、丁度2週間目だが、やっと、一番花が色付き始めた。
   テキストの説明では、このように花芽の出ている苗を買って来て植えるのが良いと言う事だが、私の場合には、もっと成長の遅い幼苗を買ってプランターに植えたので、既に、背丈40センチメートル以上の大きさに育ってしまっていてこの状態である。

   これは、ミニスイートと言うミニトマトの苗木だが、色付いた蕾が開いて、まともな花の形になるには、まだ数日かかりそうである。
   枝先には、小さな第二花房が現れている。
   6本の苗木の内、この苗と同じ状態に育ってきているのは1本だけで、他の4本の苗は、一番花房の蕾は、まだ、緑色で小さくて固い。
   昨日の強い雨風の悪天候に晒したが、支柱にしっかりと結わえていたんで、苗木の状態は、何の変化もなかった。

   先日、ガーデニング・センターに出かけたら、タキイ種苗や、サカタのタネ、それに、地元農家のトマトの苗が大量に出ていた。
   高いのはタキイの1本350円くらいする苗だったが、どんなに違うのであろうか。私は、桃太郎くらいしか知らないのだが、スーパーで売っているトマトなど、あまり、他の果物や野菜のように銘柄などなくて、同じようなトマトしか売っていないように思っていたので、不思議な気がしている。

   昔、タキイ種苗の社長と話す機会があって、タキイは、野菜や果物の原種の種の収集とコレクションの豊かさを誇っていて、農林省にも貸し出しているのだと聞いたことがある。
   良く分からないが、掛合わせを繰り返して限りなく原種に近づけるのかも知れないが、流行なり消費者のニーズに合わせて、その原種を取り出して掛け合わせることによって、新しい種を作り出すのだと聞いたような記憶がある。
   甘いトマトが良いとか、病虫害に強いトマトの苗が良いということになれば、その特性の遺伝子を持った原種苗を掛け合わせるなどして、実験や研究検査など試行錯誤を繰り返しながら新種を生み出すのであろう。
   
   ところで、私が、種を蒔いて育てているサカタのミニトマト「アイコ」や「イエローアイコ」の苗も店頭に出ていたが、私のアイコのポットの苗は、一番大きくなった苗でも、まだ、5センチほどの大きさなので、本植えするには、まだ、2~3週間かかるであろう。
   5月の下旬となると梅雨前になるのだが、夫々、2本選んで、1メートル四方あれば良さそうなので、庭の片隅にでも路地植えをしようかと思ったりしている。

   さて、今の私の庭だが、椿が殆ど終わって、新しい新芽が勢いよくで出して気持ちが良い。
   牡丹の花は、今盛りで、芍薬のほうは、少し遅れて、蕾が少しずつ色付き始めている。
   山吹が満開で、こでまりが咲き始めた。
   クレマチスが、もう少しで咲き始める。

   草花は、チューリップが残っているくらいで、他の春の草花は、花期を終わった。
   一面に咲き乱れていたスミレも、もうすぐ終わる。
   今、一番美しいのは、淡い青紫色の野菊のような都忘れで、思い切って株分けして、あっちこっちの空き空間に植えつけたので、
   デルフィニュームの青色と相性が良くて、風に揺られてなびく姿が優しくて風情があってよい。

   グミの木が、枝を切りすぎた所為か、枯れてしまったので、その後に、ロウヤガキを植えた。
   これまでは鉢植えだったのだが、どうも、雌雄異体のようなので、すずらんのような花をつけるのだが、すぐ落ちて実にはならない。雄の木を探してきて植えなければならないのだが、庭に余裕がないので諦めようと思っている。

   ゆずの木が、どうにか大きくなって、沢山の小さな白い花を付け始めた。
   金柑は、まだ、小さいので、昨年は実が二つ。今年は、どうであろうか。
   レモンを植えたいのだが、千葉では、寒くて駄目なようである。昨年、試みにオレンジレモンの苗木を買って鉢植えをしているのだが、冬に殆ど葉が落ちてしまった。勢いよく、小さな新芽が出始めているのだが、何処まで樹形を回復出来るのか、楽しみにしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする