熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

真冬の大船フラワーセンター(1)

2016年01月13日 | 鎌倉・湘南日記
   少し寒かったが、天気が良かったので、久しぶりに、大船フラワーセンターに出かけた。
   花の少ない真冬だが、椿が咲き始めているだろうと思ったのである。
   わが庭のように、殆どの椿が咲くと言うような状態ではなかったが、かなり咲いていたけれど、やはり、冬で、弱い花弁が痛んだり変色していたりしていて、完全な花は少なかった。

   少し驚いたのは、かなり、奇麗なバラの花が残っていて、こちらの方が、椿より、クローズアップ写真に耐える花が多いような感じであった。
   バラ園を散策していたら、その日、午後から、バラの冬剪定の実演セミナーがあることが分かって参加することにした。

   さて、真冬のフラワー公園は、閑散としていて、寂しい。
   殆ど、観光客はおらず、どうも、バラセミナーに来た客が、大勢のようであった。
   いつものように、真っ先に椿園に向かった。
   思ったほど、椿は咲いていなかったのだが、太郎冠者など侘助椿など、種類によっては、満開になっていて、落ち椿が地面を埋めていた。
   
   
   

   何輪か綺麗な淡いピンクのスイートハートが咲いていた。
   何時まで経っても心地よい響きのsweetheart。
   私の植えている、あるいは、植えていた花は、ピンク系統が多いのだが、赤が勝ったピンクよりも、白っぽくて清楚な感じのピンクの方が良い。
   この花は、咲き切る直前に、崑崙黒の様に宝珠咲きになって、戦端が尖った雰囲気のある咲き方をするのが良くて、淡いピンクが何とも言えないくらい美しい。
   
   
   

   派手な明石潟など他にも何種類か花が咲いていたが、大輪の花や、洋椿などは、まだ蕾の状態で、ここの椿園の見頃は、来月以降なのかも知れない。
   
   
   
   
   

   バラ園に入ると、真冬だと言うのに、晩秋のバラ園の雰囲気で、まだ、止まらずに、遅咲きのバラが咲き乱れていて、個々の花を見ると、結構被写体になる美しい形を維持している。
   ピンクの鮮やかなうららや黄色い鎌倉などは、まだ、健在である。
   プリンセス・アイコは、綺麗に咲いていて、プリンセス・ミチコは、固い蕾を付けていた。
   
   
   
   
   
   

   他に咲いていたバラは、
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   さて、フラワーガーデンの園芸員によるバラ剪定実技講習だが、随分前になるが、京成バラ園でも、何度かお世話になっており、あの時は、剪定ばさみを持って行って、自分でも、園内のバラを剪定させてくれたのだが、何回聞いても、要するに、自分の判断で、経験を重ねる以外にないと思う。
   私の場合には、孫が生まれてからは、娘たちに喧しく言われて、殆ど庭植えを諦めて、鉢植えで育てているので、木もそれ程大きくなくて複雑でもないので、至ってシンプルである。
   それでも、剪定次第で、バラの咲き具合なども変わって来るので、慎重にはしているが、むしろ、その後、バラが生育しつつある段階で、枝を折ったり傷めたりすることの方が多いような感じである。
   この実技セミナーであるが、いくら、バラ栽培の経験を積んでいても、結構、気が付かないことなどを教えて貰って役に立っている。
   こんな季節外れの時期に、モデルを連れて来て、写真を撮っているグループがいたが、一寸、不思議な気がした。
   
   
   
   
コメント
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