熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

久しぶりに雪化粧をしたわが庭

2016年01月18日 | わが庭の歳時記
   暖冬続きであったが、急に寒くなって、夜半から降り出した雨が雪に変わって、朝起きると、庭一面に雪景色。
   しかし、鎌倉は温かいのか、雨に変わっていて、雪も霙状態に変わりかけていて、やや、情趣を欠き始めていた。

   私自身は、大阪や東京などに近い太平洋沿いの地方に住んでいたので、一年に一度くらい降れば良い方であろうか、雪には殆ど縁がない。 
   ヨーロッパにいた時も、アムステルダムでもロンドンでも、雪景色は、非常に稀であったような気がする。
   アムステルダムでは、一度、大雪が降ったので、娘のために小さな雪橇を買ったのだが、その時だけで、使い終いに終わってしまった。
   フィラデルフィアでは、かなり、雪が降って、大学のキャンパスが真っ白に覆われて、異国に来たなあと言う強烈な思い出があるが、かの地の厳寒は、冷蔵庫の底を歩いているような感じで寒かった。

   いずれにしても、雪のぬかるみや残雪で凍てついた道を歩くのなどは、好きではないのだけれど、何となく、雪景色には、懐かしい憧れのような思いがある。

   すこし、起きるのが遅かったので、花に乗った雪は、すでに解けて、シャーベット状になっていて、風情には欠けるのだが、重そうに頭を垂れているのが面白い。
   ピンク加茂本阿弥と越の吹雪、それに、色づき始めた沈丁花。
   残念ながら、バラは剪定済みなので、残った枝だけが、雪を突き抜けていて、寂しいのだが、厳しい冬に耐えて、初春に新芽を出し始めて、一気に春めくのを待つのも楽しみである。

   
   
   
   
   
   
コメント
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