大阪の国立文楽劇場で上演中の八代豊竹嶋大夫引退披露狂言の「関取千両幟」の千穐楽を聞きたくて大阪に行った。
当然、第1部、第2部とも鑑賞することになるので、大阪で2泊することにした。
いつもは、文楽劇場に近い日本橋やなんばのビジネスホテルに泊まるのだが、最近は、中国人観光客の団体が入って、予約不能で、今回は、現役時代に使っていた天満橋のホテルに泊まった。
爆買いで日本経済が潤っているとかで良いのか悪いのか分からないが、道頓堀や黒門市場で、街頭で食べ物を食べて闊歩している人の大半は、中国人で、街がハイジャックされているような雰囲気である。
さて、これまでも、大阪の国立文楽劇場へは、住大夫の引退披露公演や二代目吉田玉男襲名披露公演の時もそうだし、仮名手本忠臣蔵の通し狂言の時もそうだが、特別な公演の時には来ているのだが、やはり、2泊の予定で来ている。
しかし、私の故郷でもあり、青春の思い出が凝縮している関西であり、折角の関西旅行であるから、その間、目一杯、京都や奈良などを歩いたり、人に会ったり、有効に過ごしている。
今回は、この文楽公演を中心にして、次のような日程で移動した。
第1日目 JAL111便にて、10時45分 伊丹着
京都に行き、北野天満宮、御室仁和寺、太秦広隆寺
第2日目 奈良 西ノ京へ行き、唐招提寺、薬師寺、
奈良にて、親友に会い昼食
文楽劇場で、第2部鑑賞
第3日目 なんば散策 文楽劇場で、第1部鑑賞
生玉神社、四天王寺、お初天神
JAL134便にて、19時30分 伊丹発
第1日目の24日は、大変な寒波が予想されて、大雪など飛行機が飛ぶのか天候が心配されたのだが、大変寒かったが、中央アルプスは雲で見えなかったが、富士はよく見えたし、名古屋上空くらいから快晴で、多少ガスがかかった感じではあったが、琵琶湖が微かに見えたし、雪に白くなった京都が遠望できたのだが、初めての経験で嬉しかった。
京都と大阪の古社寺散策は、能や文楽の舞台を訪れようと思って出かけたのだが、北野天神では、梅が咲き始めていて奇麗であった。
仁和寺は、大学時代以来であるから、懐かしかった。
広隆寺と唐招提寺と薬師寺では、素晴らしい仏像に再会できて、感激一入で、この時は、珍しく、和辻哲郎の「古寺巡礼」を持って行ったので、学生時代の古社寺散策の思い出が、走馬灯のように駆け巡って感無量であった。
大阪では、四天王寺は、能の弱法師だが、他は近松の曽根崎心中の世界を訪れようとしたのだが、お初天神も何十年ぶりかで、様変わりが著しくてびっくりした。
文楽も素晴らしかったが、結構写真を撮ったので、この旅の印象記を書いてみたいと思っている。
当然、第1部、第2部とも鑑賞することになるので、大阪で2泊することにした。
いつもは、文楽劇場に近い日本橋やなんばのビジネスホテルに泊まるのだが、最近は、中国人観光客の団体が入って、予約不能で、今回は、現役時代に使っていた天満橋のホテルに泊まった。
爆買いで日本経済が潤っているとかで良いのか悪いのか分からないが、道頓堀や黒門市場で、街頭で食べ物を食べて闊歩している人の大半は、中国人で、街がハイジャックされているような雰囲気である。
さて、これまでも、大阪の国立文楽劇場へは、住大夫の引退披露公演や二代目吉田玉男襲名披露公演の時もそうだし、仮名手本忠臣蔵の通し狂言の時もそうだが、特別な公演の時には来ているのだが、やはり、2泊の予定で来ている。
しかし、私の故郷でもあり、青春の思い出が凝縮している関西であり、折角の関西旅行であるから、その間、目一杯、京都や奈良などを歩いたり、人に会ったり、有効に過ごしている。
今回は、この文楽公演を中心にして、次のような日程で移動した。
第1日目 JAL111便にて、10時45分 伊丹着
京都に行き、北野天満宮、御室仁和寺、太秦広隆寺
第2日目 奈良 西ノ京へ行き、唐招提寺、薬師寺、
奈良にて、親友に会い昼食
文楽劇場で、第2部鑑賞
第3日目 なんば散策 文楽劇場で、第1部鑑賞
生玉神社、四天王寺、お初天神
JAL134便にて、19時30分 伊丹発
第1日目の24日は、大変な寒波が予想されて、大雪など飛行機が飛ぶのか天候が心配されたのだが、大変寒かったが、中央アルプスは雲で見えなかったが、富士はよく見えたし、名古屋上空くらいから快晴で、多少ガスがかかった感じではあったが、琵琶湖が微かに見えたし、雪に白くなった京都が遠望できたのだが、初めての経験で嬉しかった。
京都と大阪の古社寺散策は、能や文楽の舞台を訪れようと思って出かけたのだが、北野天神では、梅が咲き始めていて奇麗であった。
仁和寺は、大学時代以来であるから、懐かしかった。
広隆寺と唐招提寺と薬師寺では、素晴らしい仏像に再会できて、感激一入で、この時は、珍しく、和辻哲郎の「古寺巡礼」を持って行ったので、学生時代の古社寺散策の思い出が、走馬灯のように駆け巡って感無量であった。
大阪では、四天王寺は、能の弱法師だが、他は近松の曽根崎心中の世界を訪れようとしたのだが、お初天神も何十年ぶりかで、様変わりが著しくてびっくりした。
文楽も素晴らしかったが、結構写真を撮ったので、この旅の印象記を書いてみたいと思っている。
