熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・モミジと桜エレガンスみゆき

2018年11月25日 | わが庭の歳時記
   ダメだと思っていたモミジが、色づき始めた。
   塩害と風害で、殆ど散ったり枯れてしまった筈なのだが、残っていた葉か、その後に芽吹いた葉かは分からないが、ところどころに、綺麗な葉が紅葉してきたのである。
   全体としては、この写真ような状態なので、モミジの木を写そうと思うと、枯れ葉が大部分なので、絵にはならない。
   

   かなり大きなモミジの木で、イロハモミジかヤマモミジか、他の種類かは、分からない。
   しかし、鎌倉のモミジは、厳しい寒さに晒されることがないので、京都や奈良のモミジのように、同じ紅葉でも、目の覚めるような鮮やかな色にはならない。
   普段なら、葉っぱの先が枯れていたりして、真面な形の紅葉したモミジを見ることは少ないのだが、今年は、雨が多かった所為か、残っているモミジの葉は、かなり、綺麗な形で残っている。
   
   
   
   
   
   
   

   もう一つ、咲き始めたのは、2期咲きで、秋には、葉のない裸の木に、蕾が膨らんだかと思うと、5ミリ足らずの小さな八重咲のピンクの花を開く。
   エレガントで、可愛らしいが、4メートルくらいの若木なので、花付きはそれ程でもなく、まだ、咲き始めなので、華やかさには欠ける。
   秋咲きの桜と違って、一寸変わった面白い花である。
   
   
   

   ところで、私の楽しみの一つは、わが庭に咲く花を摘み取って、その時の雰囲気に応じて花瓶を選んで、そこに活けること。
   この日は、柿右衛門の一輪挿しに、寒椿、ぼけ、小菊、ツワブキなどを挿してみた。
   ユリや芍薬などになると大きな花瓶が必要だし、ばらや椿になると、一輪挿しでも、ガラス器か首の長い花瓶が面白い。
   生け花の素養も何もないが、これまで、随分、欧米の美術館で、素晴らしい花の絵画を観ており、日本の古社寺行脚で、生け花を見ているので、我流ながら、楽しめばよいと思っている。
   
コメント
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