熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿:三河雲龍、越の吹雪、タマカメリーナ

2019年02月07日 | わが庭の歳時記
   急に、四月の陽気だと言うほど暖かくなった所為か、椿の蕾も開き始めた。
   まず、枝が龍のように途中で捻じれるようにツイストする三河雲龍。
   花そのものは、普通のヤブツバキの雰囲気だが、とにかく、波を打ちながら枝が伸びて行くのが面白い。
   意識して鉢植えのままにして育てているのだが、相当、大木にならないと、庭植えには馴染まないであろう。
   
   

   もう、10年以上も育てている越の吹雪、
   葉っぱ全体が斑入りの椿で、その姿だけでも庭木として格好がつくのだが、ところどころ、ピンクの花が飛び出すと風情が出る。
   何故か、わが越の吹雪は、成長が遅く、それ程蕾がつかない。
   枝が密集するので、剪定に気を遣う。
   

   もう一つ、諦めていたタマカメリーナが、一輪だけ蕾をつけていて、少し開き始めた。
   同じ玉之浦の系統でも、花弁の赤の下地に外縁が白い覆輪は同じだが、園芸種は、八重咲が多くて、蕊が花弁化していて複雑になっているのが面白い。
   枝によって花の形態も、多少個性差があって興味深いのだが、この花は、白覆輪が弱くて、花弁化した蕊が、花弁と同じ鮮やかな赤い色をしている。
   匂うように美しいのが曙、
   開く前の抱え咲きが魅力的である。
   
   
   

   梅だが、赤い鹿児島紅梅は散り始めているが、白梅がちらほら咲き始めて、メジロが訪れてくるようになった。
   今年も、また、結実して沢山の梅をつけるのであろう。
   毎年、梅酒を作っているのだが、私が飲まなかったら誰も飲まないので、長い間残っている。
   買っていた時には、喜んで飲んでいたが、味は程々ながら、自家製だと飲む気にならないのが不思議である。
   
コメント
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