熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

梅雨時なのに、鉢植え椿を枯らしてしまった

2023年07月16日 | ガーデニング
   残念なことに、梅雨時だというのに、椿の鉢植えを枯らしてしまった。
   猛暑と俄雨の入り交じった変な気候で、鬱蒼とした庭に出るのを怠っていて、梅雨時だから大丈夫だろうと思っていたのが祟って、大切な椿の鉢植えを失ってしまった。
   尤も、2~30鉢はあるので、2,3鉢枯れたと言っても、気にすることはないのだが、大切な椿だと言うことになると、話が違ってくる。

   枯れたのは、紅茜で、これは、スペアがないので、思い出だけが残る。
   綺麗な赤い花弁の抱え咲きで、清楚な雰囲気が好きであった。
   メジロが止まった写真が、懐かしい。
   いくつか、初めて実を付けたので、実生苗を楽しめたのだが、誰かが、軒下に移してしまっていたので、水涸れしてしまったのである。
   

   もう一つ残念だったのは、挿し木苗で、70㎝くらいの大苗に育っていて、今春綺麗な花を咲かせてくれいた至宝1鉢と、エレガンス・スプレンダー2鉢。
   挿し木して、ここまで育てようとすると、ほぼ、10年近くは掛かるので、もう無理である。
   これらの鉢は、希少椿の挿し木で、うまく成功したので、大切に育てていた。東面の庭に移して特別に隔離していたのだが、少し庇に被っていたのが悪かったのか、気付いたときには、葉が枯れて変色してしまっていた。植物は悲鳴を上げていても泣かないので、余計に申し訳なく愛おしい。
   勝手な言い分だが、至宝は親木もスペアも残っているのだが、エレガンス・スプレンダーの方は、親木だけになってしまった。

   水涸れ寸前で助かったのは、ミリンダ、天賜、仙人卜半の1㍍を越える大苗。これらは、スペアがない。
   庭への移植場所を逡巡している途中で、早く植え替えておくべきであったと後悔している。
   初期の水涸れで、葉が脱水症状で巻き上がっているのに気づいたので、急いで鉢に水を満たし、葉水すべく徹底的に水を吹き掛けた。
   幸い、手当が速かったので、固い葉っぱの椿には珍しく、綺麗に正常な状態に戻っていて、ホッとした。嬉しかった。
   

   他にも、大苗の青い珊瑚礁や鳳凰、バレンタインデーなど、気になる椿も何鉢かはあるのだが、鉢植えには庭植えにはない便利さや魅力があるので、そのままにしておこうと思っている。
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