熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

トマト栽培日記・・・(12)スィート・トマト収穫に入る

2009年06月28日 | トマト栽培日記
   先週、色付き始めたスィート・ミニの実がいくらか真っ赤になったので、収穫して食べたが、結構、甘くて上出来であった。
   中玉も大玉も、それなりに色付きはじめて、トマトの木らしくなって来た感じである。
   イエローのキャンドルライト・ミニは、やや、成長が遅く、最初の実が、やっと、色が変わり始めたくらいで、収穫は、来週に持ち越しそうである。

   後から植えたアイコ苗も、上部では花が咲いているが、下の方の実は大分大きくなって来ており、この調子だと、来月中旬頃には収穫できそうである。
   やはり、日当たりが良くて、肥料の配合に気をつけたプランターなどに植えた苗の生長は順調で、しっかりした充実した木に、沢山の実をつけているが、そうでないところの苗は生育が悪く、木がひょろりと間延びしていて、特に、下の方の実付きが悪い。
   花木でびっしりの庭に、空間を探して、トマトのプランターや鉢を置いたので、すべての苗に日当たりの良い条件を与えられなかったのだが、来年には、事前に植え場所などを調整しようと思っている。

   口絵写真は、サンマルツァーノ・ロンドで、綺麗な赤い実を結び始めた。
   やはり、料理用のイタリアン・トマトで、種が少なく果肉がしっかりとしている。
   生のままで食べてみたら、味が、非常に淡白だが、嫌な味ではなく、癖のない爽やかな感触が良い。
   今回は、あくまで、初めてのトマト栽培だったので、試みに植えてみたのだが、本格的に料理に使うのなら、少なくとも、同時に5本くらいは植えないと量を確保できない。
   同じような料理用のデルモンテやサントリーのイタリアン・トマトの木は、実は結び始めたが、まだ、青くて実がかたいので使えない。

   ところで、これまでの試みの中間報告をしたい。
   5番花房下で折れたミニ・トマトの木だが、脇芽が出ないので、連続摘心整枝栽培方法は諦めて、下から収穫を始めた。
   第4番花房には、3本に枝分かれして実がついていたが、その一本の枝が黒変して実がひとつ落ちたので、残念だったが、20個近く実がついていた房の根元からばっさりと切り落とした。
   折れた先を5番花房を着けたまま、小さな植木鉢に挿し木しておいたら、根がついて、5番花房が結実し、寸詰まりの苗の上に、7番花房まで、見え始めてきた。
   本格的な苗木としては、使えるとは思わないが、他の木にダメッジが生じた場合には、スペア苗として活用して見るのも面白いかなあと思ったりしている。

   輪紋病の被害だが、被害を受けたジャンボの木は、4番花房から上は、普通に変わらず、実と花をつけて伸びている。
   実が大きくなって来ているので、収穫できるまでに回復できるかも知れない。
   他のトマトの木に、所々、葉が黄変・黒変し始めると手で摘み取り、枝や幹が変色すると、ダコニール液などを混合した薬剤をスポット散布しており、今のところ、それ以上の拡散はない。

   先週、7番花房で摘心したキャンドルライト(カネコのイエローミニ)は、1.8メートルの支柱をオーバーして伸びたために、強風に6番花房以上は折れたが、立ち上がって元気に伸びているので、庭木に誘引した。
   トマトは、病害虫にさえやられなければ、雑草のように強いのかも知れない。
   

   
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