キャプテンがまとめたサーブの打ち方注意事項

辰巳ジャンプは久々の他支部遠征をしました。品川区のチームから呼んでいただいて練習試合でした。6年生チーム中心に相手をしていただき、様々な可能性を見出すことができた1日になりました。

このチームにいる一人の子が、5年前に辰巳ジャンプにいたのです。8月にこのようなメッセージをいただいたことをきっかけに、今日の練習試合が実現しました。

『昔、井上先生にバレーを教えていただいた品川のせつです。夏の自由研究でバレーボールのことを調べようと思いパソコンで検索したら先生のブログにつながりましたお元気ですか? 今、私はバックライトでがんばっています。卒業前に先生のチームと一度でいいから練習試合をしたいです!』

今日は、ご家族総出で体育館にあいさつに来てくださって、懐かしい再会をはたしました。
じつは妹さんが私にプレゼントをしてくれた記事が残っているのです!
こちらです。
「まごころ」2007年2月20日

もうひとつ。せつさんが辰巳にいた頃の記事も残っています。
ミカサ杯教育大会 総括




現在、辰巳ジャンプの5年生は9人います。4月から、ほぼ6人を個性してチーム作りをしてきましたが、ここへきて控えメンバーだった2人が急成長。特にN子さんはチームで一番背が高く、ブロック力があるため、相手のアタッカーを封じたい時には必要なメンバーです。そのN子さんが今日は大活躍。サーブはただ一人ノーミスの100%満点。自信をつけたみたいで、「次のセットも試合に出してください!」と言ってきました。

これでお尻に火がついたポジションがかぶっているN美さん。彼女もスパイクの決定力は上がってきているのです。パンチ力はチームNO1なので、これまたはずしづらい。さらに、このレギュラー争いを見ていたA海さんが、練習試合終了後に私の目をギロッとにらむ(笑)。私から、
「私をレギュラーから外すなよ、と言いたいんでしょ。」
と声をかけると、強くうなずき、
「あたりまえですっ!!!絶対コートから出ませんから!!!」
と宣言。チーム内のレギュラー争いはまさに「戦国時代」を迎え、「下克上」をねらう空気でいっぱいです。

子どもたちには、「誰も見ていない時に努力する人が一番伸びるんだよ。」と言ってあります。さあ、誰が一番努力するでしょうね?




ところで、今日の練習ノートにキャプテンが「サーブの注意」を書いてきたので、チーム内でシェアします。シェアとは分かち合うという意味です。

(1)サーブのトスを百発百中、同じところに上げること
(理由)トスがちがうところに上がってしまうと、変な形になって打たなければいけないので、サーブのトスはとても重要なことだと思います。

(2)腕を真っ直ぐ振ること
(理由)腕を右や左に振ってしまうと、サイドラインからアウトになってしまったり、ネットに引っかかってしまうので、腕をまっ削ぐ振ることは大切だと思います。

(3)腕を下まで下げずに売った場所で止めること(理由)下に振ってしまうと、サイドラインからのアウトになる可能性はとても少ないけれど、エンドラインのアウトや、ネットに引っかかるおそれは大になります。だから上で腕を下げずにあげたままにすることはとても大切だし、重要なことだと思います。

(4)打つ前には、腕、手に力を入れずに、打つ瞬間にだけ力を入れる(理由)最初から力を入れていると、打つ瞬間にいっぱい力を入れられなくなり、ネットに引っかかる回数が多くなります。なので、最初から力を入れずにやれば、力を入れなくてはいけない瞬間も、ちゃんと入れられるようになります。しかも、このことはサーブだけではなく、スパイクにも応用できることが分かりました。だから最初から力を入れるのではなく、打つ瞬間に力を入れることは大切なことだと思いました。

(5)スイングを速くする(理由)スイングが遅くなってしまうと、トスが下に落ちて来てしまって、最終的には打点が低くなってしまうので、まったくいいことはありません。でも、だからといって、スイングが速すぎてしまうと空振りをしてしまって、いいことはありません。だから、鳥栖の高さによって、スイングの速さを考えた方がいいと思います。でも、さっき書いたように、スイングが遅すぎることは速すぎるよりもいいことはないので、スイングは速いほうがいいと思います。


ここい書いた5つは、最低限やらなくてはいけないことです。私はフローターサーブだけど、サイドハンドやオーバーハンドサーブにも使えると思います。このほかにも、これをやらなければいけない、あれをやらなければいけないと、いろいろありますが、この5つのうち、できている人もいますが、できていない人も5~6人くらいいると思います。なので、できていない人もできている人も、百発百中のサーブが何回もできる!!という気持ちになるまで、何十回も続けてほしいです。


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このドリルで指導することができるようになると、子どもたちが作文を書くのが楽になります。マインドマップのかき方については、学校として私を講師に呼んで下さればお伝えさせていただきます。
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辰巳ジャンプは大海原へ船出する!

画像に紹介した額縁は私の宝物です。

私が教員生活をスタートしたのは「肢体不自由児養護学校」の高等部でした。障害児教育の知識がまったくなかった私が、意味があったのでしょう、最重度の障害をもって生まれてきた子どもたちの学校に赴任したのです。

新人1年目は高等部3年生の担任。先輩の先生方に温かく育てていただき、1年目でいきなり卒業生を送り出すことができました。卒業式には学年担任全員で、サザンオールスターズの「希望の轍」を生演奏しながら送り出しました。一生涯忘れられない私の財産です。

教員2年目から4年目までの3年間は、高等部1~3年まで、3年間同じ学年を担当しました。なんと教員3年目からは、24才という若輩にもかかわらず学年主任を任され、実力のなさをカバーするために、脇目もふらずに頑張っていました。

その時に担当したN君から卒業記念にいただいたのが画像の額縁です。N君は「進行性筋ジストロフィー」という先天的な病気。高1で私が担当する頃には、全身が動かせなくなっていました。高3の時には、一時、呼吸まで停止状態になり、ICUに緊急入院。私もまずはなんとか卒業式までは生きていられるようにと祈りに祈り、毎日病院に通うという日々を送りました。彼は奇跡的に回復し、ご家族の献身的な介護に見守られながら、25才まで寿命を伸ばしました。

このN君をはじめ、私が担当した4人の子どもたちにために、毎週、「井上学習グループ通信」を発行して、ご家族の方々に励ましの情報を送っていたつもりです。その題名が「帆船・光丸」でした。「光」の字は私の名前から取り、井上グループはみんなで帆船に乗って、希望に向かって航海しているような気持ちで頑張りましょうという意味づけをしていました。

その「帆船」に込めた思いをくんでいただき、N君の卒業式を無事に迎えられたということで、ご家族から私に「帆船の額縁」をプレゼントしていただいたのです。



さて、話は変わります。

私が監督をする辰巳ジャンプバレーボールクラブ。今日もまた体験入部の子が参加してくれました。もし入部してくれたら、5年生はとうとう10人になります。大変ありがたいことです。チームの練習は、2012年シーズンに向けて、どんどん厳しくなっているにもかかわらず、入部希望の子が絶えないということ。実は1つの学年で10人の部員数というのは、辰巳ジャンプの歴史上初めてのことなのです。

その上、保護者の皆様の協力体制も過去最強です。本当にありがとうございます。



参考までに、これまでの各代の部員数(卒業時)を記録しておきますと、

(1期)7名
(2期)1名
(3期)4名
(4期)5名
(5期)0名
(6期)女子7名、男子5名
(7期)4名
(8期)0名
(9期)5名
(10期)0名
(11期)1名
(12期)男子1名(今年度)
(13期)10名(現5年生)


現5年生の大半が、昨年の12月入部です。もうすぐ入部1年になります。いよいよ大海原に「大帆船」を旅立たせる時が来ました。

辰巳ジャンプの私たちには夢があります!
『世界一のチーム』になることです。

「希望」という名の大きなマストを広げ、「忍耐力」という強い船体を走らせ、「夢」という名の羅針盤をたよりに、辰巳ジャンプ史上最高の歴史を作るべく、進んでいきましょう!


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練習試合+お祭りで楽しむ

夏を思わせるような晴天の1日、江戸川に遠征して練習試合をした辰巳ジャンプ。相手チームからの呼びかけで、お昼ご飯は地域のお祭りで、やきそばやカレーライスを食べたりゲームをしたりと、子どもたちはけっこう楽しんだご様子でした。

練習試合の方は相変わらずサーブミスが多く、レギュラー6人の中で90%以上の成功率だったのがセッターのみ。チーム平均成功率80%と、何とも不安定なチームであることには変わりなく、サーブ力向上が最も大きな課題です。

今日から新チームとの練習試合を続けていきます。中には6年生のいるチームが相手をしてくれるかもしれませんが、それもすべて入れて、このブログでは勝敗を公開していこうと思っています。今日は3勝3敗でした。今後の試合もこの勝敗に加えていきます。


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辰巳ジャンプ新聞を作るソフト

パーソナル編集長 Ver.9
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筆まめ


辰巳ジャンプ新聞を本当の新聞風に発行し始めました。

辰巳ジャンプ新聞280号

かなり優れもののソフトです。新聞レイアウトをするには最優秀クラスだと思います。
興味のある方はぜひご購入を!



辰巳ジャンプ新聞はチームの強さのバロメーターです。かつてチームが最強だったころには毎週発行するほどでした。なぜなら子どもたちの活躍の話題にこと欠かなかったためです。

これから始まる5年生チームの活躍も、たくさん記事にしていけたらいいな!


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キャプテンが学んできた相田みつを氏の言葉より

今日も部員全員参加の練習ができました。今、辰巳ジャンプの部員は男子4名、女子15名です。これだけのメンバーが体育館狭しと練習に励んでいる姿を見るだけでも幸せな気分になります。さらにまた一人、新入部員が入る予定です。ますますにぎやかになって、楽しく練習していけることでしょう。

今日はサーブ練習をていねいに行いました。細かいところまで修正をしていきました。子どもたちは、指導をした直後にはナイスサーブを打てるのですが、しばらくするとまた元に戻ります。身体が覚えている打ち方に戻ろう戻ろうとしてしまうのです。実はこれが自然な脳神経の働きなのです。バレーボール技術にも「コンフォートゾーン(快適地帯)」というものがあります。慣れ親しんだ身体の動きがあるのです。間違ったサーブを打ち方をしていても、その打ち方がその子にとっては最も快適なのです。しかしサーブレベルをあげるためにはコンフォートゾーンを高いレベルに上げないとなりません。そのためにコーチがいるのです。

コーチの指導を入れるといったんは良い打ち方になりますが、また元に戻ろうとします。そこでまた指導を入れます。この繰り返しをすることで、少しずつ良い打ち方になっていくパターンがあります。ところが一気に成長する瞬間もあります。それは練習している本人自ら「気づき」を得た時です。何かに気づきそうな練習をしている子には、あえて声をかけません。ほっておいても自力で向上していけるからです。

こういうことって、小学校の学級経営にも活用できますね。また、会社の経営にも応用できると思います。これがコーチングであり、マネジメントなのです。



さて、最近、辰巳ジャンプのキャプテン、副キャプテンは見違えるくらいに成長をしています。キャプテンは先日行った練習が午前中で終わったので、午後から有楽町の「相田みつを美術館」に行ってきたそうです。これはとても大切なことです。スポーツ選手として心を鍛える「メンタルトレーニング」になっています。そこで見てきた言葉の中から、心に響いたものを練習ノートに書いてきてくれましたので、辰巳ジャンプのみんなに紹介します。


「しあわせはいつも自分のこころがきめる」

「うつくしいものを美しいと思えるあなたの心がうつくしい」

「夢はでっかく 根はふかく」

「いのちいっぱい自分の花を」

「つまづいたっていいじゃないか、人間だもの」

「アノネ、がんばんなくていいからさ、具体的に動くことだね」

「体験してはじめて身につくんだよなぁ」

「うそはいわないとこころにきめてうそをいう」

「本当のことが一番いい」

「あなたにめぐりあえてほんとうによかった ひとりでもいい こころからそういってくれるひとがあれば」

「道は自分でつくる 道はじぶんでひらく 人のつくったものは じぶんの道にはならない」

「なんでもいいからさ 本気でやってごらん 本気でやればたのしいから 本気でやればつかれないから つかれてもつかれがさわやかだから」


相田みつをさんの、これだけの言葉をあげて、最後にこうしめくくっていました。

「これらが私のいいと思ったものです。「めぐりあい」はけっこうな人気作です。でも私が一番気に入ったのは「一生勉強 一生青春」です。もっと深い意味があるのではないかと思いました。」



井上が求めてきたことが、こういう行動です。
「自ら学ぶ、自ら行動する、自分の頭で考える、考えたことを表現する」これこそが強い心を育てる力となるのです。
すべて「学習指導要領総則」の中にある、今の時代の理想的な教育です。

夏休みの練習で、毎回必ず「名言集」を読ませ、学んだ言葉についての感想を書かせてきました。この成果は、これからじわじわと顕れてくるはずです。

でも、指導した私が一番嬉しいのは、小学生の子どもたちが大人になり、親になった時に私が教えた言葉を思い出し、自分の子どもたちに語ってくれることです。精神のリレーがそこでつながるからです。


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辰巳ジャンプの子どもたちへの「思考法の指導」には、このワークブックを使いました。
マインドマップでメンタルトレーニングをすると、とても効果があります。プロのスポーツ選手も実証済みです。オリンピックのメダリストもいるほどですから。日本サッカー協会では頻繁に活用していると聞いています。
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FC東京バレーボール教室 子どもたちの感想

9月28日(水)に江東区立香取小学校で行われた「FC東京バレーボール教室」の子どもたちの感想を紹介します。
全員の感想を読ませていただきましたが、大方好評価でした。
なかには「バレーボール最高!!!」とまで書いてくれた子もいて、FC東京さんと私の共通のねらいは達成できたと感じています。

今後も地元・江東区の人間として、FC東京バレーボールチームの皆さんが取り組もうとしているバレーボール普及活動に、何らかのご協力をしていけるように考えていきたいと思っています。



【男子の感想】

伊奈コーチや上場選手がやさしくしてくれて楽しかった。

教え方がとてもよくて楽しかった。

ルールが分からなくて・・・もう少しルールを教えてほしかった。

練習と遊びなどがとてもバランスよくできてよかった。

最初はサーブがネットの上をこせなくて、バレーボールはむずかしいなと思っていたけど、ネットの上をこせたときは、バレーボールはすごく楽しいスポーツだなと思った。

アンダーパスやオーバーパスのやり方を教えてもらって分かりやすかった。

本当にバレーボール教室は楽しかったです。ぼくはこの2時間があっという間に感じられました。コーチと選手の教え方もとてもわかりやすかったです。正直いうともっとやりたかったです。

また来てくれたらうれしいし、今回、思い出になってよかった。今日の授業は最高に楽しかった。


【女子の感想】

試合とコーチとのコミュニケーションが楽しかった。またやりたいです。それから、また来年、再来年と続けてやってほしいです。

バレーボールはとくいじゃないし、運動も苦手なので、最初はあまりやる気がしなかったけど、これまでの体育で、今日はとても楽しく、1番かもしれません。

バレーボールは初めてで、少し不安だったけど、やってみるととてもおもしろくて楽しかったし、団体競技は協力が大切だということも学びました。

今までバレーボールはあんまり好きではありませんでした。が、やってみると意外に私でも楽しめたのでよかったです。

私はアンダーハンドパス、オーバーハンドパスとゲームが特に楽しかったです。コーチの説明が分かりやすくて良かったです。

一言、もう一度やりたいです。とくにゲーム!授業でもできそうなゲームでした。どれも本当に楽しく、友達ともさらに仲良くなれそうです。初めてのバレーボール、最高でした。

とても楽しかったです。ゲーム負けてしまったけど・・・またやりたいと思いました。来年私たちは6年生ですが、来て下さい!!もう1回やりたいです。バレーボール最高!!!!

コーチとかがやさしく教えてくれて、すごく分かりやすかったです。バレーボール教室をやる前は、「あんまりやりたくないなー」と思っていたけど、いざやってみるとすごく楽しくて、いい体験ができました。



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練習日記より・・・キャプテン、副キャプテンの成長

【キャプテンの思い】

私は試合中にせいいっぱい声を出したつもりだったが、最後にふりかえってみると、もっと大きな声を出せたかも・・・・・
もっとちがう言葉で言えたかもしれないと思うことがあった。
これこそ、悔いが残ったというべきだろう。

だれかがミスをした時、もっとちがう言葉で元気づけられていたら、同じミスをしなくてすんだかもしれないと思った。こう考えると、私はバレーボールを2年半くらいやっているが、まだまだ未熟者だ。キャプテンなのだから、これくらいやっていないとみんなから期待もされないし、頼りにもされなくなってしまう。そうはなりたくないから、自分なりの言葉でしゃべろうとしても、なかなかできなくてむずかしい。1人ではむりだから、副キャプテンのHちゃんの力もかりてやらなくてはいけない。でも、みんながかける声は、ドンマイドンマイ、1本カット、次決めるよ、サーブミスなくすよなど、いつも言っている言葉だ。私は毎回毎回同じ言葉をかけてしまったり、かけているすがたを見ていると、本当にこれでいいのかな?と思ってしまう。

HIBI、HIKA、AYAなど、いつもコートに入っている人が、一人一人ちがう言葉、元気づけられる言葉をかけていったら、ミスはぜったいにくりかえさない。みんながんばっているんだから、思うことはたくさんあると思う。でもなかなかそういうことはおこらない。なぜなら、これに気づいて実際にやっていないからだ。

私が第一人者となり、尊敬される人になる。でも、やろうと思ってすぐにできることではない。だから、日々の行い、努力などが必要になってくる。まず、これを続けてやるには紙に書き、どのようなことをミスした人に言い、ミスした自分に言い聞かせるかが重要なことだ。明日の試合には、みんなとちがう言葉をかけることに気をつけて、声かけ声出しをしようと思う。


**********************************


【副キャプテンの気づき】

私は、今日の試合で良かったことと反省することがありました。

まず、サーブです。
今日、ミスは2本におさえることができました。その理由は、Aちゃんが前の練習試合で、サーブを打つ時に相手のコートを見てから打っていたからサーブミスをしなかったと言っていたので、私もやってみました。そしたら、どこにサーブを打とうという目標ができて、とてもやりやすかったです。そして、相手のサーブの良い子のフォームを見て、ボールの青い所が集まっている所を下にして打っていることに気がつきました。
相手のコートを見ることと、ボールの青が集まっている所を下にして打つことと、打ったら手をふりきらないで止めることを心がけたら、サービスエースを取れるようになりました。
このように、相手から学ぶこともたくさんあることが分かりました。

**********************************






今の辰巳ジャンプは素晴らしい子どもたちに恵まれています。
一人一人が輝いています。
だからこそ、たった半年のうちに都大会をねらえるだけのチームに成長してきたのです。

現状では120%頑張っても支部10位以内に入ることは難しいですが、6年生のいないチームですから来年度が本番です。井上の分析では、1月の教育大会時点で、支部10位以内には入れると考えています。しかし都大会に出場できるチームは支部第7位までです。このあと一歩の壁を破るためには、何をしたらいいのか書いておきます。

(1)つまらないミスをなくすこと。そのためには基本練習で疲れ切るくらい真剣にやること。

(2)強いサーブで点を取れるようにすること。そのためにサーブ練習で自分を甘やかさないこと。

(3)スパイクの決定力をあげること。そのためにアタッカーは毎日300回、素振りをすること。

(4)ブロック力を高めること。そのためにブロックに跳んでいる子はジャンプ力をつけること。

(5)心をきたえること。そのために、毎日の学校の授業で積極的に発言し、その回数を記録すること。実はそれが自信につながるのです。

(6)「バレきち」になること。バレーボール狂になること。気が狂ったようにバレーボールのことを考えること。「一点突破、全面展開」という言葉があります。バレーボールという一点についてとことん考え、突破していく経験は、バレーボール以外のすべてのことを開いていける力となります。

(7)チームの目標や自分の目標を紙に書いて毎日読むこと。これをアファメーションといいます。

(8)バレーボールをできることに心から感謝すること。感謝の気持ちが自分を強くします。

(9)応援してくれる家族を毎日喜ばせること。良い娘であることが、君の可能性を開いていきます。

(10)監督である井上の指導を疑わないこと。井上の目的は教え子が幸せな人生を送ることにあります。そのためのパワーを試合に勝つ経験で充電したいと祈っています。



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来年に向けて厳しい指導を始めます

今日はご近所のチームに来ていただき、ガチで練習試合をしてもらいました。
今日はわざとまったく褒めませんでした。子どもたちに要求するレベルを上げてみました。


まずは個人成績を参考に。


( )内は前回と比べたもの。

【Aチーム・サーブ成功率】
①95% (+23%)
②96% (+12%)
③89% (-5%)
④90% (+10%)
⑤43% (-7%)
⑥ 0% (-90%)
⑦71% (+15%)
⑧46% (-8%)
チーム 87%(+7%)

【Aチーム・サービスエース率】
①21% (-7%)
②33% (-10%)
③11% (-25%)
④10% (-19%)
⑤29% (+29%)
⑥ 0% (-30%)
⑦ 6% (-24%)
⑧46% (+15%)
チーム18%(-16%)

【スパイク・ブロック成功率】
①86% (+10%)
②67% (-22%)
④78% (-2%)
⑤100%(+100%)
⑦43% (-37%)
⑧46% (+46%)
チーム74%(+1%)


この数字を見ても、①②④番のサーブに対する姿勢があらわれています。どんなに強いサーブを打てたとしても、ミスをしたのでは何にもならないということを意識してのサーブだったと思います。

特に今日は②さんの姿勢が印象的でした。「辰巳ジャンプが勝つために」というマインドマップ(写真参照)をかいてきただけに、一歩でも成長しようということがよく分かりました。では何が良かったのかというと、サーブを打つ前に相手をじっと見つめて観察し、あそこに打てば決まるだろうと判断してから打っていたのです。そのため33%のサービスエース率という合格ラインに達したのです。

次に目立ったのが④さんのスパイクです。成功率だけ見るとマイナスなのですが、打数で①さんを上回った。①さんの37本に対して、50本スパイクを打ったのです。これは初めてのことです。午後の最後に疲れてミスが出たので78%に終わりましたが、前半は90%を超えるスパイク成功率。その原因は二つあります。ひとつは手首のスナップを使って打つことを心がけたので、スパイクのスピードが増したこと。もうひとつは相手をよく見て、決まる場所に打っていたことです。さらにすごいのは、ブロックアウトをねらって打っている点です。この技術は教えてもなかなかできない子も多い。バレー経験8か月の子がブロックアウトをねらうスパイクを打っていることじたい信じられないことです。






さて、今日は保護者の皆さんに、家庭での子どもへの言葉かけをお願いしておきます。

家庭では決してバレーボールの「メンタル指導」をしないでください。心の「励まし」「受け止め」をお願いします。

子どもたちは毎回、一生懸命バレーボールをしているのです。最近、井上は厳しめに指導をしていますから、練習だけで子どもたちの気持ちはいっぱいいっぱいなはずです。そこに帰宅後まで「あのレシーブはどうのこうの」「あのプレーは気持ちが入っていない」等、子どもたちの自尊感情を下げてしまうような言葉かけはしてほしくないのです。たった10歳の子どもがプレーしているわけですから、ミスが出るのも当たり前。それをコツコツと減らしていくのが私の役目です。

保護者の皆さんは、子どもたちが自宅に帰ったら、「今日もよく頑張った」「先生に怒られた分だけうまくなっているんだよ。」「あのサーブがすごかったじゃない。」など、プラス評価をしていただけるとありがたいです。


子どもたちの練習ノートを見ると、お父さんが夜の9時まで練習につきあってくれたとか、お母さんが球出しをしてくれたということが書いてあります。その成果は確実に表れています。毎回の練習で「この子たちは教えてもいないのに、どうしてバレーボールができるようになっていくんだろう?」と驚かされているのですから。

そんな親子の姿をかいま見ると、うらやましい気持ちにもなります。

どうぞこれからも、影からの支援をよろしくお願い致します。


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FC東京バレーボール教室 IN YMCA体育館

9月19日(月)、東京YMCA東陽町ウエルネスセンターで「FC東京バレーボール教室」が開かれました。この教室はVプレミアリーグの1チームであるFC東京バレーボールチームの普及スタッフさんたちが企画したもので、バレーボールの経験があまりない、またはまったくない子どもたちを対象にしています。特にFC東京が男子バレーチームということもあって、なんとか男子バレーボールの普及に努めたいという思いがあると聞いています。その思いにふれて、私も何か協力できることはないかと考え、今回は3~4年生を参加させたわけです。引率してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。



【3年の子どもたちの感想】(この感想文は子どもたちがマインドマップで構成図をかいてから文章化しました)


わたしは東陽町の体育館でFC東京と練習しました。
はじめはFC東京が3人だけで、ちょっとだいじょうぶかなと思ったけど、さい後はFC東京すごいなと思いました。まわりが知らない人だらけで不安でした。でも、話していると友だちがいっしょにやろうと言ってくれました。そしたらFC東京のカナコさんががんばれと声をかけてくれました。
パスの時は、イナさんが声をかけてくれました。
男の子とも友だちになれたし、会ったことがある子とも練習しました。
帰る時もだいじなコツを教えてもらったし、たくさん勉強しました。
「来年もありますか?」と聞いたら、「来年もぜったいあります。」と言っていました。
今日のことをずっと楽しみにしていて、お母さんもすごいねと言っているくらい楽しみでした。
じっさいいってみると、すごく楽しくて、帰りにお礼を3回もしてしまいました。さいごに、おみやげを3つももらったし、ぜんぶに二人のサインをもらって、バンドのサインはぼやけたけど、1人のサインはきれいでした。
カナコさんは、さいごにハートをつけてくれて、かわいくアレンジされていました。
またFC東京のみなさんと練習して、どんどんうまくなって、FC東京みたいになりたいです。
イナさんのサーブがきれいでした。カナコーチのパスがすごいと思いました。
またFC東京といっしょに練習をしたいです。楽しみにしています。(S.A)


FC東京バレーボール教室で、レシーブやアタック、サーブなどを教わって、すごく勉強になりました。
オーバーの時に、両手をグーにして、おやゆびを出して、ひとさしゆびを出して、ひとさしゆびとおやゆびをくっつけて、ほかのゆびもだして、おやゆびとひとさしゆびをとるというせつめいが分かりやすかったです。
はじめにリレーやボールを使ったゲームなどをしました。

アタックで教えてもらったことは、さいごのふみきりで、右左でタタンととぶことと、自分の一番高い所で打つことを教えてもらいました。

レシーブで教えてもらったことで、アンダーはさいしょは曲げててもいいけど、レシーブする時はのばと教えてもらいました。

ボールを使ったゲームでは、何回も1位になれてうれしかったです。

さいごにこんど、辰巳ジャンプに来てください!(A.H)


FC東京の3人の人が東陽町でバレーボール教室をやって、3~4年生の人がいきました。
まず、ボールになれるために、ボールをつかったゲームをしました。いろいろな楽しいゲームをしました。
ボールになれたところで、さいしょにオーバーのやりかたをおしえてくれました。くちのはばとおしえてくれて、それでやったらうまくできました。
つぎにアンダーのやりかたをおしえてくれました。手を両方かさねて、おやゆびをつけてやるとおしえてくれました。
そのあと、サーブをうっておわりました。
バンドとTシャツとファイルにサインをもらいました。(N.I)


東陽町で、FC東京バレーボール教室があって、アタックやアンダー、オーバーなどを教えてくれました。
「アタック」は・・・手はうしろにやりすぎないで、左手はかならず上にあげる。
「アンダー」は・・・手をパーにしてかさね、おやゆびをしっかりあわせて、うつところは手くびのすこし上あたりでうつ。
「オーバー」は・・・おやゆびと人さしゆびで三角をつくって、ボールがきたらそれをひらく。
「ボールのゲーム」もしました。ドリブルをコートのはじからはじまでやったりしました。
コートの中をてきとうにグルグルまわって、コーチがふいたふえの数の人で集まって、そのチームでなにかをやってりもしました。
「サーブ」は・・・体を(うでだけじゃなく)しっかりひねって打つ。
さいごにカナココーチといなコーチのおみやげで、バンドとノートとファイルをもらいました。バンドとファイルと自分のTシャツに、いなコーチとカナコーチにサインをしてもらいました。うれしかったです。(R.K)


わたしはFC東京の人が、前に体育館に来てる人だったので、ちょっぴりがっかりしました。けれど、FC東京の人にこれやってと言われて、やってできたことをFC東京の人がほめてくれたので、とてもうれしかったです。ほかにスパイクはまん中をうつと入るとか、アンダーのこつやオーバー、フローターなど、いろいろ教えてもらってうれしかったです。
さいごにおみやげにバンドとファイルとノートをもらって、しかもバンドに2人、ファイルに1人のサインをもらってよかったです。
FC東京のみなさん、こんどは辰巳ジャンプの所に来て、もっとフローターを入れるこつ、スパイクが早く打てるこつとかを、ぜひ教えに来てください。楽しみにしています。(R.O)


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練習試合から学べること(今日の記事は読んでおくと得します)

9月1回目の3連休。あいかわらずバレーボール三昧の井上です。

第3土曜日にはたいがい所属している授業研究会の定例会があるのですが、今年に入ってから1回も参加できていません。忘れられないように、メーリングリストで実践報告をして存在感を必死に示しています(苦笑)


さて、辰巳ジャンプの子どもたちには、
「今日の練習試合のことをブログに書くので、しっかり読んで反省しておくこと。」
と宿題を出しておきました。



辰巳ジャンプでは「練習反省ノート」を必ず書いて、毎回提出させていますが、最近5年生の子どもたちが書く文章内容がグングンレベルアップしているのに驚かされています。今日などは、エースアタッカーの子が昨日の反省を5ページも書いてきました。
「どうしたの?」
と聞いてみると、
「あ、なんだか書き出したらいろいろなことが頭に浮かんで、どんどん書けてしまいました。」
と答えてきました。私は思わず、
「おっ!脳神経がつながり始めたな!」
とつぶやいていました。

手前味噌&自画自賛で申し訳ないのですが、子どもたちはこのブログ記事を読んで、いろいろと考えていく中で、文章の書き方を学んでいるのだなと実感した次第です。確かに私の書いている文章を参考にしてくれれば、文章力はアップします。そのうえ、辰巳ジャンプの子どもたちには、「マインドマップで作文すらすらワーク」を使って「マインドマップ」の使い方までしっかり指導してあるので、言葉をつないでいく能力は伸びていくはずなのです。また、中にはこのブログで学んだことをノートに書き写している子もいます。こんなふうに頑張っている子どもたちなので、バレーボールでもありえない伸び方をしているのでしょう。

それに加えて、私が書いている文章の中で、小学生には難しいと思われる言葉を、保護者の皆さんが子どもたちに説明してくれていることが、とても大きいのだと思います。ご家庭でこうした親子会話ができれば、子どもたちの頭の中に語彙がどんどん増えていきます。ぜひ、このブログ記事を活用してください。子どもの頭が良くなりますよ!!!



それではそろそろ今日の成績を発表します。

背番号で書きますから、確認してくださいね。

【サーブ成功率】
①72% ②84% ③94% ④80% ⑤50% ⑥90% ⑦56% ⑧54% チーム80%  Tくん83%

ちょっとミスしすぎです。辰巳ジャンプの合格基準は90%以上。2人しか合格していません。
せめて全員が80%以上の成功率にならないと、大事な試合に勝てるようにはなりません。
試合と同じような緊張感を持って練習をする必要があります。


【サービスエース率】
①28% ②43% ③35% ④29% ⑤0% ⑥30% ⑦33% ⑧31% チーム33%  Tくん55%

この合格基準は30%以上です。チームとして33%ですから合格と言えます。
ということは成功率と合わせて考えると、強いサーブを打てるようにはなってきている。しかし、まだ安定感はないと言えるわけです。
「サーブ成功率」「エース率」が合格基準を超えるようになるまで、あと3か月はかかると井上は見ています。この3か月という予想を超えて、もっと早く合格レベルになるためには、子どもたち自身の真剣さが今以上になれば可能かもしれません。


【スパイク・ブロック成功率】
これは次のような計算で出している数字です。
スパイク決定本数÷(スパイク決定本数+スパイクミス数)×100
この計算で出している%には、相手に拾われてしまった本数は入りません。ですから、スパイクをたくさん打っていても得点にからまなければ成績として残らないという厳しい数字になっています。

①76% ②89%(ほとんどがブロック) ④80% ⑦22% チーム73% Tくん82%

素晴らしいのは4番さんの80%という数字です。1~2月の教育大会の時は0%、5月の全国予選の時は55%、先週の1次予選の時は53%、それが今週は80%を超えるようになってきました。この最大の原因はミスをほとんどしていないことにあります。なんとこの子はバレー経験がたった10か月。それなのに今やブロックアウトまでねらって打てるレベルにまで成長してきました。よ~く相手を見てねらって打っている。これで身長が伸びたらどんなアタッカーになってしまうのでしょう。すごいです。

①④の二人のアタッカーは、このままどんどん経験を積んでいけば、江東区を代表するアタッカーにもなれるでしょう。
他の選手は二人において行かれないように、練習のない日に秘密特訓をした方が良いかな。タオルを使ってスパイクやサーブの素振りをすると良いですよ。


【ストロングポイント・なんでも10】
無理矢理でもなんでもいいから、思いついた答えを10個必ず出すという勉強法をすると、これまた頭が良くなるんですよ。
これを「なんでも10」と言います。授業中にやってみるといいですよ。

(1)あいさつをしっかりできたようだ。
(2)セッターを要に、辰巳ジャンプのバレーを意識してプレーするようになってきた。
(3)意味のある声を出せるようになってきた。
(4)③番さんが相手をよく観察してサーブを打っていた。
(5)④番さんがチーム全体を盛り上げるファイトプレーをしていた。
(6)⑥番さんがサーブの打ち方を工夫して、高い位置で打とうとしていた。
(7)つなぎのスパイクはTくんの打ち方をまねするべきだ。
(8)ミスは多いけれども、みんなエースの取れるサーブを打とうと研究している。
(9)まだまだたくさんの伸びしろがある。
(10)自分のサーブで3点取る意識が根づいた。
(11)実は頭の良い子がそろっている。それ以上に性格が素晴らしい!笑顔が素敵だ!!!


いよいよ「見ていて応援したくなるチーム」に育ちつつあります。
辰巳ジャンプの今後を見通したい方は、ぜひ次の本を読んでみてください。
(大人への宿題! この本全部、1カ月で読んでください。)

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (アニメコミック)
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望めば、叶う―自分を高め人を導く成功法則
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努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方
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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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トイレにはそれはそれはきれいな女神様がいるんやで・・・3%理論の実践

辰巳ジャンプの子どもたちを女神様にするために、体育館のトイレをいっしょに掃除しました。

じつはず~っと掃除されていない状態だったので、体育館をお借りしているからにはトイレを掃除しなくてはならないと思っていました。

がんばって掃除しました。徹底的に磨きました。

掃除中に、子どもたちに聞いてみました。

「君たちはトイレ掃除ってしたことある?」

ほとんどの子は「ありません」と答えました。

それならば良い経験をさせることができたかなと感じました。



その時、ふと思ったのです。

(ん? もしかしたら最近の若手教師は、トイレ掃除をする経験がない人もいるんじゃないかな???)

もしそういう人がいたとしたら・・・・・私的には非常に良くないことだと感じます。



インドの建国の父・マハトマ=ガンジーは、自分のお弟子さんに、真っ先にやらせることが「トイレ掃除」だったといいます。

人が一番嫌がる作業をまずはするのだと。それが「非暴力・不服従」の運動のスタートだと。

自分の中にある差別意識や古い価値観を、トイレ掃除でぬぐいさるのだと。



トイレにはとってもきれいな女神様がいるんだと、植村香花菜さんの歌。

私は辰巳ジャンプの子どもたちも、べっぴんさんになってほしいから、トイレ掃除もさせました。

また、6月以来教えてきた「3%」に入る法則を実践するために、トイレ掃除をしました。

「3%理論」とは、この世の中で成功できる人は3%しかいないというアメリカ・某大学の調査結果に基づいている理論です。

自分が「3%」に入るためには、人がやらないことをしなくてはならない。それが体育館のトイレ掃除でした。



ピッカピカになったトイレを見て、私たちの心がきれいになりました。


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「スリーミス」というネットゲームの練習法

東日本大震災以来、練習に来ていなかった4年生がここへきて参加してくるようになり、100%の練習参加が続くようになった辰巳ジャンプです。今、部員は19人。体育館狭しとにぎやかに練習できる幸せを感じつつ、チームは毎回楽しく成長しています。

部員数の目標は各学年で1チームと考えています。そろそろ1,2年生が入ってくると宣言しておきます。


最近、練習のまとめにチームを3つに分けて、「スリーミス」というゲーム練習をしています。
ネットを使ったスポーツで勝つための原則を練習に盛り込んでいるゲーム練習です。

その原則とは、「3点連続で得点したらかなり有利になる」ということです。バレーボールだけでなく、卓球、テニス、バドミントンとネットを使う競技すべては「3点連続得点」を取れるかどうかに勝敗の分かれ目があります。1点ずつだと得点経過は1-1、2-2、3-3と同点で進んでいくので、なかなか差は生まれません。2点連続だと2-1、2-2、4-2、4-3、6-3、6-4と中盤にならないと有利になりません。15-15で2連続得点だとしても17-15。次に点を取られれば17-16で、まだ安心はできません。しかし3点連続だとこうなります。
1-1、4-1、4-2、7-2、7-3、10-3。3人目のサーブまで全員が3点得点をし、相手に連続得点をさせなかったら、もうこの時点で試合は決まるのです。

そこで「スリーミス」でのゲーム練習です。
3点連続で取った方が勝ち。1本取ったら大きな声で「1!」と言わせます。2本連続で取ったら「2!」。しかし相手に点を取られたら、「2」だったチームは「0」に戻り、逆に点を取った方が「1」になります。こうして3連続得点をしたら勝ち残ります。

サーブは床に落ちているボールを拾った子が打っていいというルール。拾わないとサーブを打つチャンスがないので、ボール拾いも猛ダッシュでやるようになります。

3点連続で負けたらチーム交代なので、試合をしていないチームが待つ時間が長くて3分くらい。短い時間でどんどん試合をこなしていけるので、人数が多くなった辰巳ジャンプには適切な練習ではないかと思っています。



VOLLEYBALL (バレーボール) 2011年 09月号 [雑誌]
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今月号の「月刊バレーボール」高校総体特集には、辰巳ジャンプ卒業生の写真が載っているようです。5年生部員が「先生、先輩の写真がのっていましたよ。」とご報告がありました。

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TSA20周年記念祝賀会に参加

今日は辰巳ジャンプの明日の試合に向けて、しっかり指導をしたかったのですが、それ以上に大切な会が開かれたので、保護者の皆さんに練習を任せて大田区池上に行ってきました。

その大切な会とは「TSA20周年記念祝賀会」といいます。

TSAとは「徳持スポーツ協力者会議」という団体です。大田区立徳持小学校の施設を使って活動している小学生スポーツチームの組織です。この団体には、野球、ソフトボール、サッカー、バレーボール、バドミントン、卓球、空手といったチームが所属しており、普段は各チームの練習に励みつつお互いの情報交換や施設利用時間などを調整し合いっています。さらに年に1回は全団体一緒に「TSA昔の大運動会」を開催して、子どもたちを育てています。

「昔の大運動会」と名付けている理由は、「パン食い競争」や小麦粉に顔をつっこんでの「あめ玉探し」、「バットマンレース」「障害物競争」「借り物競争」といった笑いを誘うような競技種目がたくさんあるからです。


チームの枠を超えたこのような団体が20年も前に誕生していたのです。

私を呼んでくださったのは、私が徳持ジュニアバレーボールクラブの初代監督だったからです。

祝賀会ではお世話になった懐かしい方々との再会をすることができ、楽しい2時間を過ごすことができました。みんな「もう20年もたったんだね」と言って苦笑しつつ、「次は30周年だ!」「40周年もやるぞ!」と意気揚々。こうしたお元気な方々が子どもたちを育んで、学校を支えている模範的な団体がTSAです。



このTSAを立ち上げた人が、当時、校長だった高山先生です。高山先生は私の恩師でもあります。

今日もじっくりお話をすることができ、いろいろなことを教わってきました。

(1)学校の周りのお墓参りを必ずしなさい。地域の歴史を大切にする教師になりなさい。先生はそこまで地元のことを大切に考えてくれるのかと慕われる教師になりなさい。

(2)井上君が作文指導に力を入れているとは嬉しい。書くことは大事なことだ。書くことで自分の考えがまとまる。読み返すことができる。これが大事なんだ。文字にしたものは終わりではない。ずっと後で読み返すことで、また新しい自分に気づくことができる。

(3)TSAという組織を作ったが、みんなの同意を得てできたものではないんだ。私と○○さん、○○さんの3人で話して決めたんだ。そして「こういう組織を作るよ」と半ば強引に立ち上げたんだ。それでも各チームのみんなは「やりましょう」と共感してくれた。校長とは時にはそういう強さも必要なんだと思うよ。

(4)校長や副校長というものは99%を学校に捧げないと学校は良くならないものだ。だから自分の家族を犠牲にしなくてはならないことが多い。それでも自分の学校に通ってくる子どもたちや地域のために頑張るのが管理職なんだ。

(5)この頃は学校の教員同士のつながりも薄くなっているし、地域や保護者と学校とのつながりも薄くなっている。でもそれでは子どもは良くならない。良い教育も生まれにくい。

この他、プライベートな話題もお話くださり、久々に「指導」を受けることができた喜びを感じることができました。



私が20代の頃に高山先生から学べたことは本当にたくさんありました。その中でふたつ例をあげたいと思います。


ひとつは「授業で勝負をしなさい」ということです。
私の教員経験の中で、校長先生として「授業をさせてもらえないか」と言って、私に授業を見せてくれたのは高山先生しかいません。この経験があるからこそ、私は若手教員に「いつでも授業を見せるからね」と言うわけです。良い授業を、楽しい授業を、子どもたちが伸びる授業をするのだという高山先生に教えられた信念。生涯忘れることなく進みたいと感じています。


もうひとつは「教師は“こんちくしょう”を忘れるな」という言葉です。徳持小学校には障害児学校から異動して、初めて学級という集団指導をした私なので、学級経営がうまくいかずに高山先生の指導を受けました。その時に励ましていただいたのが「こんちくしょうを忘れるな」でした。
「こんちくしょう」は意味的にはあまり良い言葉ではありませんが、うまくいかなくてくじけそうになった時に自分を叱咤する意味ではとても気合の入る言葉でもあると思います。「こんちくしょう!負けないぞ!」「こんちくしょう!次はもっと良い授業をしてやる!」など、自分がへこたれそうになってもグッと踏ん張るための言葉として使ってきました。
今日、このことを話題にした際に、高山先生からはこうも言われました。

「こんちくしょうの“ちくしょう”は“畜生”なんだよな。獣だよ。人間には畜生みたいな面もある。時には獣のような強さを持つことが必要だということだ。反対に、自分の中の畜生をおさえて、仏のような面を出そうする必要もあるよな。夫婦の間でも“こんちくしょう”と思う時がある。相手の畜生を感じちゃうんだよな。でもそういうことを分かっているのか分かっていないのかで全然違ってしまうんだよ。」


こうした対話をしていると、自分自身が20代の若手教師に戻ったみたいで、心に赤い火が灯りました。

ウイリアム・ウォードの言葉に、「凡庸な教師は指示をする。良い教師は説明をする。優れた教師は範となる。偉大な教師は内なる心に火をつける。」とありますが、私の心に火をつける高山先生は、やはり偉大なる教師なのです。




高山先生に「作文ワーク」を贈呈することもできました。
さすがに「マインドマップ」は分からなかったようですが(笑)
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部員増加についての考え・・・アファメーションを使う

2007年、私がマインドマップを本気で学びはじめた頃、辰巳ジャンプは部員数が女子5人、男子1人という状況でした。チーム解散の危機という事態でした。最大の原因は私の「異動」でした。前任校で異動期限の6年を過ぎ、校長とも話し合って教育委員会に具申していただき、異動期限を延長していましたが、さすがに8年目に入った時点で「もうこの学校での使命は果たしたかな」という気持ちになっていました。

何しろ本当にたくさんの仕事をさせてもらい、自分の財産となる実践を積ませていただきました。

「ホームページ」
全日本小学校ホームページ大賞で全国ベスト8入賞する。
この件で、読売新聞・TBSラジオ・江東区報・ケーブルテレビ等の取材を受ける。

「スクールキャラクター・たもちゃん」
茨城県のタニコーさんの協力を得て、スクールキャラクターを誕生させる。

「幼稚園との交流活動」「1年-6年交流活動」
カリキュラム化の基礎を作る。今も学校の目玉として活動が続いている。

「スマイルチーム活動」
特活主任としてたて割りの班活動を作り出す。

「塩浜福祉園との交流活動」
成人の障害者厚生施設である福祉園との給食交流を生み出す。

「辰巳ジャンプVC」
このブログで記事にしているチームですね。

「テレビ取材」
NHK総合・NHK教育・テレビ東京・NTV・江東ケーブルの番組に協力。

「区で初の学校公式ブログ導入」
日光の実踏先から学校の子どもたちとブログでやり取りし、遠隔授業も実践してみた。

「マインドマップ活用授業」
実は前任校でも授業で使ったことがあるのです。うまくいかなかったけど。

「北海道・峰浜小学校とのサケ飼育交流」
東北新社さんが取材してくれました。


ここに出したのは氷山の一角で、まだまだ実践はあるのですが、これだけやれば「燃え尽きた感」も若干あるのですね。「もういいでしょう。私を解放してください」と。そこで「異動」することにしたのです。

今、反省してみると、この時点で私の潜在意識には「もう辰巳ジャンプはこれ以上のチームにはできないかもしれない」という実感が深く沈んでいたように思えます。



これを打破するまで1年半かかりました。チーム練習もあまりできず、最も低迷していた時に、時間があるのでマインドマップを勉強してみたわけです。本気でマインドマップに取り組んでいくと、自分自身がグーグルのようになり、自分にとって必要な情報が自分のアンテナに次々と引っかかってくるようになりました。そのひとつが「ルー・タイス講演会」でした。

辰巳ジャンプ解散の危機を打破したきっかけは、ルー・タイス氏の話を直接聞けたことでした。「スコトーマ(盲点)」を意識すること、ビジョンを持って取り組むことの意味などを教えてもらえました。それを元にして自分の潜在意識を変える努力をした結果、チームは甦りました。

そのことを書いた2009年10月5日の日記を再掲載します。




ホールブレインバレーボール理論 「アファメーションで潜在意識に刷り込む」

辰巳ジャンプは最近の1年間で部員が急増しました。12名いる部員のうち10名はこの1年以内に入部してくれた子ども達です。そして私の中にあるイメージによると、部員はまだまだ増えていきます。

いったい何をしたのでしょうか???

実は2年半前、私は現任校に異動し、「辰巳ジャンプももう終わりかな。」と感じていました。さらに1年半前には、「もう辰巳ジャンプを解散して、バレーボール指導者から引退するべきかな・・・」ともまで思っていました。

この潜在意識がチームをボロボロにしていたのです。

昨年の11月、私は自分自身に対して、「アファメーション」という手法を試みました。辰巳ジャンプというチームの将来像(ビジョン)を明らかにし、私自身の潜在意識にある「あきらめの心」に終止符を打ったのです。

そして出てきたのが、こんなアファメーションです。
「辰巳ジャンプは必ず復活を遂げる。2009年5月、部員が20人を超え、体育館には子ども達の声が鳴り響いている。2010年1月、部員が30人を超え、各学年で1チーム作ることのできるチームである。」

大切なことは、現在形の強い言葉で肯定的な宣言をし、それを紙に書いておくことです。宣言を毎日読むことで潜在意識にイメージを定着させていきます。

さらにこのブログ内でも何回もアファメーション文を載せるようにしてきました。

辰巳ジャンプは組織体ですから、私が「辰巳ジャンプの復活」を宣言すれば、チーム全体がその方角に自動操縦されます。


「アファメーション」というのは、本当に力強く自らを高めてくれる手段です。

今回の記事で私が何気なく書いていること、「ユングの心理学」や「アドラー心理学」にも通じる面がありますので、ぜひ研究してみてくださいませ。



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声かけ内容分担作戦(練習編)

「声を出せ!」
「声が聞こえないよ!」
「ほら声を出さないからボールが落ちるんだ!」
「喜びなさいっ!」

小学生バレーボールの試合会場でよく聞かれる大人からの声です(笑)
やっぱり私も言っています(苦笑)
言っても子どもたちを追い込むだけなのに、言わなきゃいいのに・・・・・どうしても言っちゃうんですよね~
辰巳ジャンプの保護者の皆さんはいかがですか?


そこで
考えてみました

そうだ声かけ内容を分担してみよう

まずは練習中の分担から試してみる。

「リ○、ちょっと来て。あのね、コートの中にいる人たちの“足音”がキュッキュッって言っていなかったら、『足音聞こえないよ』って声をかけてみて。」

「あM、あM。最後までボールを追いかけていなかったら、『あきらめるな』『手を出せ』って、それだけに集中して声をかけてみて。」

「コ○ル、だれか一人でもヒザを曲げていなかったら、『ほらヒザ曲げろ』って声かけてみて。」

声かけ意識の「焦点化」をしてみたわけです。
こうして分担していけば、けっこう効果的な声がコート内に響くのではないだろうかと思い、試してみたのです。案の定、練習はすごく盛り上がりましたね。私が相手をしなくても、ガンガン声を出して練習していました。(井上先生、ニンマリ)

慣れてくれば「声かけ分担」をしなくても、次から次へと声を出せるようになるでしょうが、まずは段階を踏んで、ていねいに指導していきましょう。声のかけ方が分からない子には、私から「こんなふうに声をかけて」と指示します。慣れている子は自分の判断で、いくつかの言葉を決めさせて「言葉のフック」をかけ、声を出さなくてはならない場面が起こったら、即座に反応できるようにします。その次は、すべて自分の判断で声を出す段階。ここまできたら合格。


さて、こうした取り組みを成功させるために、『バレーボール語彙力(ごいりょく)』を高める取り組みも考えました。次の記事で紹介します。


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