坊主めくりも知らない子ども達

6年2組イノッチ学級では毎日全員が取り組んでいることがあります。
「読み聞かせ(私が読む)」「百人一首」「100マス計算」「歴史本作り」「手話」です。毎日少しずつでも続けると、知らず知らずのうちに実力がついてきます。特に百人一首はゲーム性が高いので、かなりの枚数を覚えた子もたくさんいます。記憶力の訓練になっています。
 ところがある日、「坊主めくりって知っている?」と聞いてみると、なんと知っていた子が2人。
(機械相手の生活を物心ついたころからしている子どもってそうなんだ!)
さすがに驚きましたね。そこで、今日は絵札を持ってきて、休み時間に「坊主めくり大会」をしました。すると、子ども達は坊主めくりの一発逆転性に完全にはまり、
「こんな面白い遊び方があったんだね!!!」
最初3人でやっていたのが、「面白いから○○ちゃんもやろうよ!」と、最後には10人に増えていました。
 子ども遊び文化の伝承は、完全に失われてしまったんだなぁと寂しくもなる出来事でした。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )