ゴールデンウイークで気になっていることがあります。卓球の世界選手権が上海で行われているのです。この大会に愛ちゃんが出場しているのです。
1回戦のロシア選手との試合は、本人も「ビビちゃった」と答えているように守りに入っていました。あの愛ちゃんでさえ格下の選手にビビるんですから、我が辰巳ジャンプの子ども達も試合でビビらないわけはありませんね(笑)。
卓球をやっていた人間にとって、テレビで卓球を見られる楽しみはバレーボールの中継以上に大きいのです。
愛ちゃんもすごいのですが、私は20才の全日本チャンピオン・平野選手の気迫に胸を打たれました。格上のドイツ選手に大接戦を演じ、セットオール6-8の劣勢から5連続得点して勝った。負けていても表情ひとつ変えずに戦う姿に「こんな女の子が日本にもいるんだなぁ」と嬉しくなりました。
卓球はバレーボール以上に微妙な心の動きが表れるスポーツで、ボクシングに似ている面があります。メンタル面が弱い選手は絶対に勝てないのが卓球です。そんな「心の強さ」を辰巳の子ども達にも身につけてほしいとあらためて感じました。
愛ちゃんが16才。平野選手が20才。若い選手を北京五輪に向けて着々と育てている卓球界。バレーボール界はアテネ後が遅れてはいないかなぁ?