世界選手権に挑んでいる愛ちゃん

ゴールデンウイークで気になっていることがあります。卓球の世界選手権が上海で行われているのです。この大会に愛ちゃんが出場しているのです。

1回戦のロシア選手との試合は、本人も「ビビちゃった」と答えているように守りに入っていました。あの愛ちゃんでさえ格下の選手にビビるんですから、我が辰巳ジャンプの子ども達も試合でビビらないわけはありませんね(笑)。

卓球をやっていた人間にとって、テレビで卓球を見られる楽しみはバレーボールの中継以上に大きいのです。


愛ちゃんもすごいのですが、私は20才の全日本チャンピオン・平野選手の気迫に胸を打たれました。格上のドイツ選手に大接戦を演じ、セットオール6-8の劣勢から5連続得点して勝った。負けていても表情ひとつ変えずに戦う姿に「こんな女の子が日本にもいるんだなぁ」と嬉しくなりました。

卓球はバレーボール以上に微妙な心の動きが表れるスポーツで、ボクシングに似ている面があります。メンタル面が弱い選手は絶対に勝てないのが卓球です。そんな「心の強さ」を辰巳の子ども達にも身につけてほしいとあらためて感じました。

愛ちゃんが16才。平野選手が20才。若い選手を北京五輪に向けて着々と育てている卓球界。バレーボール界はアテネ後が遅れてはいないかなぁ?
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朝練はやめさせます

自主性を重んじてやらせていた朝練ですが、結論からするとやめさせたいと思います。理由は「学校に迷惑をかけたから」です。

朝8:20の登校時間までには教室にもどるように指示をしておいたわけですが、子どもたちは8:40に教室に行ったらしい。完全な遅刻じゃないですか。これにて朝練禁止です。「バレー馬鹿を育てるつもりはない。」と子どもたちには言いつけました。つい最近、「全校児童の模範たれ」というモットーを説明したのに分からないんだなぁ・・・・・

次に、男子が今朝来ていましたが、これもアウトです。無断で来て良いルールではない。さらにもっといけないのは、昨日の掲示板への私の書き込みを見て「親から言われて来た」という点です。
「どうして朝練に来たんだ?誰に言われて来たんだ?」
と質問をすると一人も答えられずに無言。
「親に言われて来たんだろ。」
と聞くと、またまた無言。
昨日あれほど「自分の頭で考えて行動しろ、自分の意志で動け、おまえ達は人から“やらされているバレー”をしているからいつまでたっても弱いんだ。ロボットやあやつり人形と同じじゃないか。」と叱ったことが全く分かっていない。本当に自分の意志で練習をしたい場合にしか朝練の許可など出しません。


ここで朝練について書き残しておくと、私は基本的には小学生の朝練習反対論者です。理由は、

①朝起きたばかりで練習しても大して効果がない。逆に怪我につながる場合が多い。
②朝練によって家族の朝の行動リズムが変わってしまうのは良くない。
③ただでさえ時間のない朝に練習を入れると朝ご飯をぬいてくる子が出る可能性がある。
④朝練を理由に学校やクラスのことをやらなくなる可能性もある。
⑤睡眠不足から来る疲れで授業への集中力が欠ける場合がある。

といったことがあります。だから辰巳ジャンプで私から朝練を呼びかけたことはありません。子どもたちの自主的な行動に答えただけです。バレーの練習が原因となってこれ以上学校に迷惑をかけることはできませんので、残念でしょうが朝練は今日をもって禁止とします。
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