なんとも不思議な優勝だった

昨日の江東区民大会優勝は私のこれまでの経験にはなかった不思議な優勝でした。

何がどう狂ったのか、女子チームは初戦からサーブが全く入らない。なんと1セットで12本のサーブミスをしてしまう。12本・・・・・サーブ2周を全員がミスという信じられないスタート。これが1日中続き、平均して1セットに6本のサーブミスをし続ける。とうとう予選リーグの二砂戦を落としてしまう。

正直なところ私もどう言葉をかけたら良いのか、どんな練習をさせたらサーブがもどってくるのか手探り状態におちいりました。本部席で「こんな時にはどうしますか?」と他チームの指導者に相談したり、子ども達には無理矢理に気持ちを切り替えさせるために、決勝トーナメントの1回戦・辰巳同士の対戦で負けてしまった男子に謝りにいかせたり。
いただいたアドバイスには「サーブを強く打ち切れなかったら上位には行けないんだから、こんな時もあると通過点に考えた方が良い。」「やっぱりこれが小学生バレーだよ。」といったものがあり、その通りなのですが、今日を勝つことを考えると工夫がいる。

絶不調の試合はその後も続いたものの、ラリーの攻撃力は健在だったので何とか決勝には進む。1セット目はサーブミス6本で取られる。
2セット目の16-15まで、またまたサーブミスが4本で流れを相手に与える。ここでやっと苦しんでいたライトアタッカーのサーブが走り出す。立て続けにエースを取ってフルセットに持ち込む。
3セット目は7本のサービスエースが出て10点で押さえ圧勝。

今回の試合がなぜこのような苦しい状況になってしまったのか、まだ分析しきれていません。前日に男子から伝授されて練習したサーブがよくなかったのかなぁと思っていますが、しかし男子はそのサーブで昨日の試合は絶好調に近かった。
明日からのペプシ予選で勝ちきるために、今一度チームの見直しをじっくり考えます。
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