今のところは及第点

今日も3支部の上位チームとの練習試合。高いブロックのあるチームを前にして、そのブロックをどう翻弄(ほんろう)するかを指導課題として取り組みました。そのためにはレシーブが確実にセッターに入り、余裕がある状態でトスを回せれば良いわけですが、チャンスボール以外ではまだまだ難しいです。あと3週間でどこまで流れるが如き「水のバレー」ができるか?

ここ4年間、東京体育館での全国大会をコートサイドで見てきた私の理想を言えば、届くかどうかギリギリのレシーブでさえも速攻に結びつけていくような関西系の早いバレーに近づけて、活路を見出していくしかないと思っているのです。

子どもたちは男女とも本当によく頑張っています。
男子は昨日今日のたった2日間でクイック攻撃ができるようになってしまった。スパイクにドライブがかからなかったエースアタッカーが今日の午後からドライブ打ちし始めた。
女子にはエースにセンターからの速攻をさせるようにすると、目にも止まらぬ攻撃ができた。
こうした状況をふまえ、午後の辰巳男女の試合では「クイックしか使ってはいけない」という条件設定をしてみました。するとリズム感あふれる内容の濃い試合になりましたね~。こうした早いテンポで練習をしていけば、おそらく東京上位との対戦でもビックリすることなく対応していけるでしょう。

先頭を走っているチームの後ろ姿がかすかに見えてきた感じがします。マラソンにたとえると、35㎞通過して残り7㎞。はたしてどこまで追い上げられるのかな?という手応えです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )